中古家具・家電売上ランキング2021(2019年度)

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中古家具・家電売上ランキング2021(2019年度)

2021年03月24日

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中古家具家電ランキング

中古家具・家電の売上ランキング2021がまとまりました。リユース業界専門紙「リサイクル通信」がリユース企業の売上を調査、中古家具・家電売上のTOP15社をランキング形式で紹介します。尚、売上高は2019年度の実績値となります。

 目次

  1:中古家具・家電売上ランキングとは?

  2:中古家具・家電の市場規模は?

  3:売上ランキングTOP15社を紹介

  4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

  5:まとめ

1:中古家具・家電ランキングとは?

中古家具・家電売上ランキングは、リサイクル通信が毎年1回、全国のリユース企業を対象に行う調査「中古(リユース)売上ランキング」をもとに、中古家具・家電の販売割合や販売量を算出し、紹介しています。

業界内で「冷洗」と呼ばれる冷蔵庫・洗濯機を始め、テレビ、レンジやトースター、掃除機などの家電と、家具分野ではデスクやチェア、ソファや収納、照明器具などのインテリア等を取り扱う企業が対象になります。

その他、総合的な調査結果はコチラの記事を参照ください:中古(リユース)売上ランキング2021BEST250(2019年度実績)

「中古売上ランキング2021」調査概要

FAX、メール、ウェブフォームを通じた企業からの直接回答のほか、取材活動やIR情報、また第三者機関データの一部を参考としている。表中の中古売上高の項目に※がついた企業においては、企業からの直接回答ではない本紙推計によるもの。調査期間は2020年9~11月。中古売上高1億円以上を対象とした。

2:中古家具・家電の市場規模は?

ランキング入りした企業の紹介に入る前に、中古家具・家電の市場規模についてご紹介します。

リサイクル通信の調査では、2018年のリユース市場規模は、2兆1880億円。そのうち家具・家電の市場規模は2013億円で、前年と比べて5.7%の成長をしています。

年々規模を拡大している中古家具・家電市場は、リユース市場全体の約1割を占めています。特に年々ニーズの高まる遺品整理などで流通量は増加する一方、大型の家具家電は個人対個人のフリマアプリにおける取引が難しい分野でもあり、リユース事業者の存在感が大きいと言えます。

コロナを経た現在も、年式の高いテレビや大型の冷蔵庫、状態の良い食器類や時代箪笥等が高値で取引されています。中古家具・家電は主に引っ越しの際に不用品として売却される機会が多く、転居動向の影響を受ける傾向が見られます。

出典:リユース業界の市場規模推計2020(2018年版) リサイクル通信2020年9月25日号

3:売上ランキングTOP15社を紹介

ここからは、中古家具・家電売上ランキングのTOP15社を紹介していきます。※印はリサイクル通信の推計値、正確な数字とは異なる場合があります。

15位 ベストバイ(キングラム) 中古家具・家電売上高4.4億円

15位は大阪のベストバイです。オフィス用品や家庭用品、貴金属など幅広いリサイクルショップのフランチャイズを展開。その中でも総合リユースショップ「良品買館」とブランド品や高級腕時計、貴金属、宝石等を中心とした「キングラム」を全国展開しています。2021年2月11日、大阪市中央区南船場に本部事務所が移転しました。

14位 ワンダーコーポレーション(ワンダーグー、ワンダーレックス、REXT)中古売上高4.5億円

14位はライザップグループのワンダーコーポ。「WonderGOO」をはじめ、ゲーム、音楽、D V D、書籍を皮切りとしたエンタテイメントを扱う複合業種店を、北関東を拠点に展開しています。2021年4月1日にHAPiNS(東京都品川区)とジーンズメイト(東京都中野区)と経営統合、共同株式移転による完全親会社REXTを設立予定です。

13位 ワットマン(ワットマンテック、ワットマンスタイル)中古家具・家電売上高5.5億円

神奈川県を中心に40店舗以上を展開するワットマンが13位です。洋服・服飾雑貨・家電・楽器・本・ゲームソフトなど、幅広い商品を買取・販売しています。また、2020年8月21日にタイ王国に第4号店をオープンするなど、国内に限らず海外進出にも力を入れています。

12位 オカモト リユース・マーケティング・カンパニー(なんでもリサイクルビッグバン)中古家具・家電売上高5.9億円

オカモトグループのリサイクルショップ部門が12位となりました。総合型から専門型まで、さまざまなタイプのリサイクルショップを北海道内で展開しています。総合型の「なんでもリサイクルビッグバン」は地域最大規模チェーンを誇ります。

11位 ウォーク(再良市場) 中古家具・家電売上高6.8億円

11位のウォークは愛知県と岐阜県に展開するリサイクルショップ「再良市場」を展開する企業です。一般家庭向き総合リサイクルショップのほかオフィス家具、OA機器、店舗・厨房用品、業務用全般の買取と販売をする店舗も平成20年より運営。オンライン買取や海外展開にも手広く対応しています。

10位 リサイクルガーデン(リサイクルガーデン) 中古家具・家電売上高7.4億円

神奈川を中心に関東最大級の大型総合リサイクルショップを経営。工具・電化製品・貴金属、家具・自転車・雑貨と幅広く対応しています。知識、経験豊富なスタッフによる安心かつスピーディな査定を強みとしています。

9位 大宮電化(ハードオフ、オフハウス等) 中古家具・家電売上高7.8億円

9位は大宮電化。1959年に家電販売店として創業し、埼玉最大の家電量販店であった経歴があります。「循環型社会」に適合したリユースビジネスに着手し、現在はハードオフのフランチャイズに加盟し、ハードオフやオフハウスを展開。2020年9月17日にハードオフ行田店がオープンしました。

8位 タイムマシン(e☆イヤホン) 中古家具・家電売上高12.0億円

8位のタイムマシンは、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」を経営しています。実店舗とECサイトを運営し、年間65,000点以上の買取実績を持っています。秋葉原店は、2021年4月下旬に秋葉原の中央通りに面したビル丸ごとに移転する予定です。

7位 シー・アイ・シー(再楽館、再楽館リプラス) 中古家具・家電売上高12.3億円

シー・アイ・シーはヤマダホールディングスグループに所属しています。「再楽館」と「再楽館リプラス」で中古家電製品を中心に販売すると共に、ヤマダデンキのアウトレット館にも中古家電を提供。2020年10月には再楽リプラス筑西本店・再楽リプラス太田本店をヤマダアウトレット館に業態変更しました。

6位 ゼロエミッション(ハードオフ、オフハウス等)中古家具・家電売上高15.3億円

「リユースの中継地点」がモットー。東京都多摩地区を中心にハードオフ、オフハウス、ホビーオフ、ブックオフ、モードオフの5業態で85店舗展開しています。年間買取件数は85万件、年間販売件数は266万件に上ります。

5位 ハードオフコーポレーション(ハードオフ、オフハウス等)中古家具・家電売上高21.5億円

5位は新潟に本社を置くハードオフがランクインしました。47都道府県に912店舗展開。「ハードオフ」を筆頭に7タイプの専門店を運営しています。2021312日には新潟県新潟市に中古工具専門店ハードオフ工具館 新潟近江店」がオープン。スマホアプリ「オファー買取」では、顧客の出品に対して全国の店舗から買取オファーが寄せられる形式で買い取りを行っています。

4位 セカイズ 中古家具・家電売上高25.9億円

愛知のセカイズが4位に付けました。メーカー機能を備えた商社として、新品・リユース家電、 家具インテリア等の商品を法人向けに提供。リユース家電の取り扱いは全国NO.1の実力を持ちます。商品の提案から供給、メンテナンスまで一貫して対応するのが強みとしています。

3位 ブックオフグループホールディングス(ブックオフ、ブックオフスーパーバザー)中古家具・家電売上高26.1億円

3位は神奈川のブックオフGHD。全国に約800店を展開しています。古本等のメディアに限らず最近はトレカや中古携帯などの商材の拡大に取り組んでいます。グループ会社であるブックオフコーポレーションは、2021年3月4日に行われた「ヤフオク!ベストストアアワード 2020」で総合1位を獲得しました。

2位 トレジャー・ファクトリー(トレジャーファクトリー) 中古家具・家電売上高33.3億円

トレジャーファクトリー、通称「トレファク」が2位です。全国に100店舗以上展開する大型リサイクルショップ。グループには6つの専門業態があり、多彩なジャンルの商品を買取・販売しています。2021年4月10日には古着専門店「トレファクスタイル」がたまプラーザ店にオープン。

1位 浜屋 中古家具・家電売上高35.1億

1位浜屋は、国内、海外の需要にあわせ幅広い商材を整備・販売や輸出に取り組んでいます。そのため、リユースできない商品もリサイクル品として買取、海外販売できることが強み。2020820日より、地域情報サイト「ジモティー」と提携し、一律50円で買取りを行う不要品持込拠点を展開しています。

4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

家具・家電の中古業界は輸出を強みとする浜屋と、総合リユース店を全国展開するトレジャーファクトリーが抜きつ抜かれつの競争を行っており、ハードオフ系列や法人向け中古家電を強みとする企業など、バラエティ豊かな企業群が鎬を削る状態が続いています。

2020年のコロナでは、リモートワーク用家具のニーズや、ステイホーム期間を快適に過ごすための調理家電などに人気が集中。さらにリモートワークが一般化したり、「コロナ疎開」という言葉が生まれたりと、地方へ引っ越す動きが出たことから、都心部では高年式の家電が多く排出され、中古家具・家電市場は活況となりました。

100億円規模のリユース企業が多数存在する中古ブランド品や古着商材と異なり、大型で単価が低く処分ニーズも高いため、1位の浜屋でも売上は35億円に留まります。一方で市場規模は2000億円を超えており、全国の中小企業によって中古家具家電業界は発展をしていることがわかります。

一方で不法投棄事件が報じられることも多く、事業者にはクリーンな運営体質と高い遵法意識が求められています。

5:まとめ

中古家具・家電の大手は浜屋とトレファクという結果となりましたが、後ろにはブックオフ、ハードオフとセカイズが控えており、今後も各社間の競争が続きそうです。

こうした中古の家具・家電はフリマアプリなどのCtoC取引が難しく廃棄時の労力も大きいため、今後もリユース事業者のニーズが高い分野と言えます。

国内では「ジモティー」を通じた商品のやり取りが活発化してきており、状態の良い家具は東南アジア向けの輸出ニーズも高く、今後も発展が期待されます。

リサイクル通信では、全国のリユース企業等を取材しており、マーケットや企業の動向等の情報を発信しています。

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