TSUDA CONSTRUCTION COMPANY 工務店、廃校で建材リユース
2025年08月20日
工務店のTSUDA CONSTRUCTION COMPANY(大阪府大阪市)はアウトレット建材や什器、古道具などを提供する「解体百貨店 建築建材 ハンガクヤ」の事業を開始した。廃校を会場に、イベント形式で販売する。初開催は、8月1日から3日間で約130万円を売り上げた。建築業界の資材廃棄問題の解決につなげたい考え。
初開催3日で売り上げ130万円
当日から多くの人が集まった
同事業は、工務店としてのネットワークを活かして多様なルートで仕入れを行う。自社や協力会社の現場から出る余剰在庫はもちろん、廃業する家具店からテーブルなどの新古品を回収した。また、古物市場で仕入れた古道具なども含め、1000点以上の商品を揃えた。家具や厨房機器、照明や店舗備品なども取り扱う。
販売価格は売価の半額以下に設定。過剰な清掃や修理はせず、顧客自身で手入れしてもらうことでコストを抑えている。8月の初開催イベントには3日間で約300人が来場。客層はDIY好きの一般層が約7割を占めたほか、プロの職人や古民家カフェ、民泊の開業予定者も見られた。
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