中古PC・携帯売上ランキング2021(2019年度)

検索

Reuse×Tech 2022

中古PC・携帯売上ランキング2021(2019年度)

2021年07月02日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中古PC・携帯売上ランキング2021(2019年度)

中古PC・携帯売上ランキング2021がまとまりました。リユース業界専門紙「リサイクル通信」がリユース企業の売上を調査、PC・携帯売上のTOP15社をランキング形式で紹介します。尚、売上高は2019年度の実績値となります。

 目次

  1:中古PC・携帯売上ランキングとは?

  2:中古PC・携帯の市場規模は?

  3:売上ランキングTOP15社を紹介

  4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

  5:まとめ

1:中古PC・携帯売上ランキングとは?

中古PC・携帯売上ランキングは、リサイクル通信が毎年1回、全国のリユース企業を対象に行う調査「中古(リユース)売上ランキング」をもとに、PC・携帯の販売割合や販売量を算出し、紹介しています。

PC・携帯ではITリユースを扱う企業が対象になります。リユース事業でよく見られる商材として、Windows・MacBook・ChromeBookなどのデスクトップやノートPC、iPhoneやAndroid搭載のGalaxy・Xperiaをはじめとするスマートフォン、iPadやKindle Fireなどのタブレット端末があります。

また、買取販売に留まらず、PCのデータ消去やマテリアルリサイクル、レンタルなどを行う企業も見られます。

その他、総合的な調査結果はコチラの記事を参照ください:中古(リユース)売上ランキング2021BEST250(2019年度実績)

「中古売上ランキング2021」調査概要

FAX、メール、ウェブフォームを通じた企業からの直接回答のほか、取材活動やIR情報、また第三者機関データの一部を参考としている。表中の中古売上高の項目に※がついた企業においては、企業からの直接回答ではない本紙推計によるもの。調査期間は2020年9~11月。中古売上高1億円以上を対象とした。

2:中古PC・携帯の市場規模は?

ランキング入りした企業の紹介に入る前に、中古PC・携帯の市場規模についてご紹介します。

リサイクル通信の調査では、2018年のリユース市場規模は、2兆1880億円。そのうち中古PCは808億円、携帯・スマホは499億円の市場規模があります。PCの規模は前年比2.4%と微減ながら、携帯・スマホは前年比21.9%と大きく伸長しています。

中古スマホの人気は根強く、総合リユース店から専門店まで、数多くの取り扱いがあります。特にiPhoneはリセールバリューが高く、iPhoneX以降の高価格化と、型落ちモデルでも快適に使える性能の向上により、現在も中古PC・携帯の中心的商材として人気を集めています。

販売においては秋葉原や日本橋、大須などの電気街でtoC向け販売を行う他、社用携帯としてtoBに向けた販売が盛んです。また中古PCはtoB販売を中心に行う企業が多く見られます。

また、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅ワークを行う中で自家用のPCや、社用携帯のニーズが増えたことから、3月から6月ごろにかけて需要は急拡大し、各社とも販売を伸ばしました。

一方、年々規模を拡大しているとはいえ、PC・携帯のリユースは、市場全体の6%程度で、割合としては低い分野と言えます。

今後も5Gモデルの発売に伴う買い替えや、SIMロックフリー端末の普及と「ahamo」など気軽に契約できるプランの拡充、「GIGAスクール構想」による教育機関向けPCの導入など、中古PC・スマホ市場は今後も有望と言えます。

出典:リユース業界の市場規模推計2020(2018年版) リサイクル通信2020年9月25日号

3:売上ランキングTOP15社を紹介

ここからは、中古品(リユース)PC・携帯売上ランキングのTOP15社を紹介していきます。※印はリサイクル通信の推計値、正確な数字とは異なる場合があります。

15位 携帯市場(携帯市場) PC・携帯中古売上高 10.5億円

15位は、本社を東京都千代田区に置く、携帯市場です。総合商社事業として中古携帯からSIM、飲料品、ドローンなど幅広く取り扱うほか、イノベーション事業としてアプリ開発、バリュー・チェーン事業としてスマホのサブスクリプションサービスなどを展開しています。

14位 TCE(PCコンフル) PC・携帯中古売上高 12.0億円

14位は、TCEです。本社は兵庫県伊丹市 にあり、新品・中古情報機器販売やデータ消去サービス、ホームページの作成などの事業をしています。同社運営のPCコンフルは、東京、愛知、大阪、兵庫で上記事業を行っています。

13位 ブックオフグループホールディングス(ブックオフ・ブックオフスーパーバザー) PC・携帯中古売上高 ※14.3億円

13位は、ブックオフグループホールディングスです。本社を神奈川県相模原市に置き、ブックオフなどで中古書籍やDVD、ゲーム、また携帯電話やデジタル家電などを幅広く買取販売するほか、ブックオフスーパーバザーなどで中古アパレルやスポーツ用品などを取り扱っています。ヤフオク!ベストストアアワード2020ではブックオフオークションストアが総合賞1位を受賞しています。

12位 エスエヌシー(PC-WRAP) PC・携帯中古売上高 15.9億円

12位は、本社を大阪府大阪市に置く、エスエヌシーです。リユース事業としてはパソコン買取や中古パソコン販売、データ消去事業などに取り組み、パソコンを主に取り扱うPC-WRAPを運営しています。また、Web事業やITマネージメント事業にも取り組み、受託システム開発やインフラ構築、運用、保守なども手掛けています。

11位 ムーバブルトレードネットワークス(PCジャングル) PC・携帯中古売上高 17.2億円

11位は、ムーバブルトレードネットワークスです。本社は東京都千代田区にあり、中古OA機器、IT関連機器の買取販売などを行っています。同社が運営するPCジャングルではパソコンやスマートフォン、タブレット、モバイルルーターなどを取り扱っています。

10位 オーエープラザ(OA-PLAZA) PC・携帯中古売上高 19.6億円

10位は、本社を埼玉県八潮市に置く、オーエープラザです。中古パソコン、OA機器の輸入及び販売事業をしており、楽天市場やYahoo!ショッピング、ヤフオク!などで同社運営のOA-PLAZAを出店しています。

9位 アンカーネットワークサービス(-) PC・携帯中古売上高 21.3億円

9位は、本社が東京都葛飾区にある、アンカーネットワークサービスです。同社はパソコン、ネットワーク機器などの買取り及び販売や、データ消去サービスなどの事業を手掛けています。

8位 日本システムケア(OAステーション) PC・携帯中古売上高 21.6億円

8位は、本社を東京都品川区に置く、日本システムケアです。使用済みのIT機器の買取りや販売のほか、IT資産の導入、保守、管理サービス、IT機器データの消去サービスやIT機器のキッティングサービスを手掛けています。同社が運営するOAステーションでは、Yahoo!ショッピングなどで中古IT機器を販売しています。

7位 日本テレホン(エコたん) PC・携帯中古売上高 27.2億円

7位は日本テレホンです。本社を大阪府大阪市に置き、主に通信機器の販売を事業としています。同社は法人向け携帯電話の販売、中古携帯電話を買取販売するエコたんショップを運営するほか、サービス代理店として各通信キャリア専売ショップ運営も行っています。

6位 パステック(モバイルステーション) PC・携帯中古売上高 30.0億円

6位は、本社を北海道札幌市に置く、パステックです。同社運営のモバイルステーションは北海道の他、東京都、大阪府、福岡県に4店舗展開しており、各キャリアの携帯電話の買取りを行っています。

5位 デジタルリユース(KAIMASU) PC・携帯中古売上高 34.7億円

5位はデジタルリユースです。本社は東京都品川区にあり、スマートフォンやタブレットなどの買取販売のほか、リユースIT機器製品や部品の販売や加工、データ消去サービスなどを事業としています。東京都の他、埼玉県と大阪府に展開しています。

4位 インバースネット(ショップインバース) PC・携帯中古売上高 38.7億円

4位は、本社は神奈川県横浜市にある、インバースネットです。中古機器の買取販売の他、自社製パーソナルコンピュータ開発、製造および販売や産業廃棄物の収集、運搬などを事業としています。同社運営のショップインバースは東京都を中心に店舗展開し、携帯電話やパソコンの買取販売を行っています。また、楽天市場やヤフー、アマゾンなどでネットショップとしても出店しています。

3位 リングロー(リングロー) PC・携帯中古売上高 44.9億円

3位は、リングローです。本社は東京都豊島区にあり、OA機器の買取販売、修理や、廃校を活用する集学校の運営をしています。2020年末、同社が販売するアールピーシーが、中古パソコン業界初の埼玉県のふるさと納税返礼品に採用されています。

2位 イオシス(イオシス) PC・携帯中古売上高 80.0億円

2位は、3位と40億円程度差をつけたイオシスです。本社を大阪府大阪市に置き、スマートフォン、PC、その他周辺機器の買取販売を行っています。大阪府と東京都を中心に同社運営のイオシスを店舗展開し、またWeb上でも運営しています。

1位 ソフマップ(ソフマップ) PC・携帯中古売上高 85.1億円

1位は、ソフマップです。本社は東京都千代田区にあり、ビックカメラグループに所属しています。パソコン、ソフト、デジタル家電等の販売、買取り、サポートを事業としており、中古品の通販サイト「リコレ!」で実店舗の在庫をネットでも販売する同時併売を行っています。

4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

中古PC・携帯部門では、前年と比較してイオシスが20億円以上伸ばす大きな成長に目を見張ります。

また日本テレホンも9億円、デジタルリユースは7億円程度売上を伸ばしており、コロナによるテレワーク需要やスマホの1次流通に変化が見られたことなどで活発な動きを見せる業界と言えます。

あわせて、業界団体RMJ(リユースモバイルジャパン)の活動も活発です。

2020年初頭にRMJはリユースモバイルのガイドラインを発表。11月にはこのガイドラインに基づく企業に対しリユースモバイル事業者認証を開始し、バッテリー状態の確認と表示を行うよう定める等、消費者が安心して中古スマホを購入できる仕組み作りを継続しています。

5:まとめ

本調査では3月決算の企業がコロナ前の業績となります。次回の売上ランキングでは、各社ともコロナ前後の状況が出揃うことになります。

また、中古スマホにおいては5G対応端末の増加、楽天モバイルの伸長と大手3キャリアの新プランなど、中古PCにおいては文部科学省が推進する「GIGAスクール」構想による教育機関に向けた普及や、神奈川県庁HDD流出事件を受けたセキュリティの見直しが続くなど、ITリユースはまさに変革期にあり、こちらの動向にも要注目です。

次回の売上ランキング発表は、2021年7月25日号を予定しております。

リサイクル通信電子版をご購読頂いている皆様は、公開と同時に全文をお読みいただけます。

//リユース市場や企業の情報が充実//

リサイクル通信の申込みはコチラから

WEB限定記事

リサイクル通信のLINE@ 最新ニュースを配信!
Page top
閉じる