中古ホビー売上ランキング2021(2019年度)

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中古ホビー売上ランキング2021(2019年度)

2021年04月15日

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リユース企業 ホビー売上ランキング2021(2019年度)

中古ホビー売上ランキング2021がまとまりました。リユース業界専門紙「リサイクル通信」がリユース企業の売上を調査、ホビー売上のTOP15社をランキング形式で紹介します。尚、売上高は2019年度の実績値となります。

 目次

  1:中古ホビー売上ランキングとは?

  2:中古ホビーの市場規模は?

  3:売上ランキングTOP15社を紹介

  4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

  5:まとめ

1:中古ホビーランキングとは?

中古ホビー売上ランキングは、リサイクル通信が毎年1回、全国のリユース企業を対象に行う調査「中古(リユース)売上ランキング」をもとに、ホビーの販売割合や販売量を算出し、紹介しています。

おもちゃ全般を扱う企業が対象になります。リユース事業でよく見られるホビーとして、フィギュアや鉄道模型、トレーディングカード、プラモデル、ソフビ、ラジコンなどがあります。

その他、総合的な調査結果はコチラの記事を参照ください:中古(リユース)売上ランキング2021BEST250(2019年度実績)

「中古売上ランキング2021」調査概要

FAX、メール、ウェブフォームを通じた企業からの直接回答のほか、取材活動やIR情報、また第三者機関データの一部を参考としている。表中の中古売上高の項目に※がついた企業においては、企業からの直接回答ではない本紙推計によるもの。調査期間は2020年9~11月。中古売上高1億円以上を対象とした。

2:中古ホビーの市場規模は?

ランキング入りした企業の紹介に入る前に、中古ホビーの市場規模についてご紹介します。

リサイクル通信の調査では、2018年のリユース市場規模は、2兆1880億円。そのうち中古ホビーの市場規模は884億円で、前年と比べて25.5%の大幅な成長をしています。

年々規模を拡大している玩具類のリユースは、市場全体の4%程度で、割合としては低い分野と言えます。しかし中古ホビーの人気は根強く、総合リユース店から専門店まで数多くの取り扱いがあります。

特にコレクターに対する出張買取りや、宅配買取との相性がよく、販売においては「eBay」等を活用した越境販売が盛んに行われています。

特に2020年はトレーディングカードが大幅に高騰し、ネットメディアなどで話題となりました。現在も希少価値の高いポケモンカード等に人気が集中しており、オンライン型のトレカ店がリアルに進出したり、ブックオフなど総合リユース店が販売量を増やしたりなど、活発な動きが見られます。

出典:リユース業界の市場規模推計2020(2018年版) リサイクル通信2020年9月25日号

3:売上ランキングTOP15社を紹介

ここからは、中古品(リユース)ブランド・宝飾品売上ランキングのTOP15社を紹介していきます。※印はリサイクル通信の推計値、正確な数字とは異なる場合があります。

15位 フィリッジ(買取リマックス・とれじゃらす) ホビー中古売上 3.8億円

15位はフィリッジです。本社は大阪府大阪市にあり、ゲーム、おもちゃ、コミックなどのホビー商品を主に取り扱う買取マックスやとれじゃらす、そして中古釣り具を扱う道楽箱を運営しています。

14位 ハードオフファミリー(オフハウス・モードオフ・ブックオフ) ホビー中古売上 4.1億円 

14位は、本社を千葉県白井市に置く、ハードオフファミリーです。同社は、ハードオフグループカンパニーの一つで、首都圏を中心にオフハウス、モードオフ、ブックオフなどの事業を展開しています。

13位 リネットジャパングループ(ネットオフ) ホビー中古売上 4.1億円

13位は、リネットジャパングループです。本社は愛知県名古屋市にあり、リユース事業のネットオフの運営の他、ネットリサイクル事業のリネットジャパンリサイクルの運営などを行っています。

12位 エコノス(ハードオフ・オフハウス) ホビー中古売上 5.4億円

12位は、エコノスです。本社を北海道札幌市に置き、リユース事業を中心にブックオフやハードオフ、オフハウスなどのフランチャイズ経営を行っています。20年3月期の運営店舗数は66店舗で、同期決算では合計40億円近くを売り上げています。

11位 ゼロエミッション(オフハウス・ブックオフ) ホビー中古売上 7.4億円

11位は、本社を東京都八王子市和田町に置く、ゼロエミッションです。同社はハードオフコーポレーションやブックオフコーポレーションチェーンに加盟しており、東京都、埼玉県、神奈川県、山梨県でハードオフやブックオフなどの多店舗展開を行っています。

10位 スカラプレイス(カードショップ遊々亭) ホビー中古売上 ※9.8億円 

10位はスカラプレイスです。本社は東京都千代田区にあり、通販サイトであるカードショップ遊々亭の運営やトレーディングカードゲームのイベントの企画運営などをしています。また、Webサイトやデータベースシステムの開発や保守も手掛けています。

9位 ハードオフコーポレーション(ハードオフ・オフハウス・ホビーオフ) ホビー中古売上 10.7億円

9位は、ハードオフコーポレーションです。本社は新潟県新発田市にあり、リユース事業を軸に、ハードオフ、ホビーオフ、ガレージオフなど、7業態の多店舗展開を行い、それらのフランチャイズ事業も行っています。また、ブックオフコーポレーションにもフランチャイズ加盟契約をしています。

8位 買取王国(買取王国) ホビー中古売上 11.4億円

8位は、愛知県名古屋市に本社を置く、買取王国です。愛知県を中心に、中部や関西地方で買取王国やマイシュウサガール、工具買取王国、WHYNOT、Recoを直営しています。ゲームやおもちゃなどのホビー商品から、古着や工具、高級ブランド品、家電、お酒などを販売、買取しています。

7位 テイツー(古本市場・ふる1) ホビー中古売上 18.0億円

7位は、本社を岡山県岡山市に置く、テイツーです。古本やゲーム、CDやDVDなどの買取販売を行う古本市場や、古本、ゲームを中心に取り扱うふる1などを運営しています。最近では小規模店の多店舗展開を行う他、LINEを活用した新しい会員証システムを導入しています。

6位 カジ・コーポレーション(お宝創庫・ブランド楽市) ホビー中古売上 19.2億円

6位は、カジ・コーポレーションです。本社は愛知県名古屋市にあり、愛知から大阪にかけてのエリアで、リユース事業とカラオケ店を中心に展開しています。ゲームソフトやホビー商品などを扱うお宝倉庫のほか、ブランド品、アクセサリーやその他デジタル機器などを買取販売するブランド楽市などを運営しています。

5位 ヤマト(トイズキング・リアルクローズ) ホビー中古売上 21.0億円

5位は、ヤマトです。本社を愛知県名古屋市に置き、おもちゃ・フィギュア事業、ブランド・ファッション事業などを行っています。同社が経営するトイズキングとリアルクローズは、全国に店舗を展開しています。

4位 クオーク(AKIBAリバティー) ホビー中古売上 ※30.0億円 

4位は、クオークです。本社は東京都千代田区にあり、ゲームソフトやDVD、カード、フィギアなどのホビー商品の売買を行うAKIBAリバティーなどを運営しています。東京都千代田区と中野区で店舗展開しています。

3位 まんだらけ(まんだらけ) ホビー中古売上 ※46.9億円

3位は、本社を東京都中野区に置く、まんだらけです。古書籍・古物店の経営や自社出版物の編集及び販売の事業を、東京都を中心に北海道、関西、福岡県で行っています。2021年時点で店舗数は14店舗、総売上は約90億円。20年末より新社長に辻中雄二郎氏が就任しました。

2位 ブックオフグループホールディングス(ブックオフ・ブックオフスーパーバザー) ホビー中古売上 ※52.3億円

2位は、ブックオフグループホールディングスです。18年度決算ベースでは中古ホビー部門3位でしたが、19年度ではまんだらけを抜きました。本社を神奈川県相模原市に置き、ブックオフなどで中古書籍やDVD、ゲームを買取販売するほか、ブックオフスーパーバザーなどで中古アパレルやスポーツ用品などを取り扱っています。ヤフオク!ベストストアアワード2020ではブックオフオークションストアが総合賞1位を受賞しています。

1位 エーツー(駿河屋・ブックマーケット) ホビー中古売上 150.7億円

1位は、2位と100億円程度の差をつけた、エーツーです。本社は静岡県静岡市にあり、メディアリサイクルショップのエーツーやブックマーケットを運営し、またそれらをフランチャイズ事業としても運営しています。また、通販事業として駿河屋も運営しています。

4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

中古ホビー分野においては昨年に引き続き、駿河屋のエーツーが強さを見せました。

本記事の決算は概ね新型コロナウイルスが猛威を振るう前のもので、リアル店が強い総合リユース系の伸びが顕著でした。例えばブックオフが8億円以上(※推計)、買取王国と「お宝創庫」のカジ・コーポレーションが約2億円、前年から伸びています。

また、まんだらけが同時期にインバウンド向けの店舗「まんだらけ那由多」「まんだらけCoCoo」を開設しており、中古ホビーのなかでもフィギュア、ソフビなどに注目が集まりました。

5:まとめ

ホビー商材は、国内外からのニーズがあり、またコロナを経た現在も根強い人気があります。近年でも「鬼滅の刃」ブームで関連商品の売買が活発化したり、「ポケモンカードゲーム」新作が相次いで発売され、海外向けに高値で販売されるなど、話題が尽きません。

また大手では、ブックオフがトレカの対戦スペース「デュエルスペース」を備えたトレカコーナーを「スーパーバザー」業態に相次ぎ設置したり、ゲオHDがホビー商材専門店「セカンドトイ」を千葉県に設置するなど、各社に注力の姿勢が見られます。国内外のマケプレ・CtoCフリマアプリでの売買も活発です。

こうした中古ホビー業態は、今後も大きな動きが予測されます。すでにトレカのマーケットプレイス「Clove」運営のトラストハブが秋葉原に店舗建設をする計画を発表しており、競合の去就にも注目が集まっています。リサイクル通信では、全国のリユース企業等を取材し、マーケットや企業の動向等の情報を発信しています。

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