ゴルフダイジェスト・オンライン 中古EC販売が前年比26%増
2025年07月20日
ゴルフダイジェスト・オンライン(東京都品川区)は、24年12月期の中古EC売上が前年比26%増と成長している。新クラブ購入時の「下取り割」が顧客の買い替え需要を強力に後押しているほか、レンタルサービス「トライショット」で還流した最新モデルの中古品が人気を博している。今期は、DXを推進し、撮影業務の効率化を図る。
今期はDX推進で撮影業務効率化
すぐ売れるというワンオーナークラブ。定価の2~3割引きで販売する
従来、ネットでのクラブ買い取りは「査定額がいくらになるか分からず不安」「発送の手間がかかる」といった顧客の心理的・物理的ハードルが高かったが、下取り割では下取り価格を事前に保証し、差額で決済できる仕組みを構築。現在では同社のクラブ買い取り件数の約7~8割を占める主力サービスに成長した。
最大6ヵ月間、最新モデルのクラブを試せるレンタルサービス「トライショット」も中古の成長を後押する。レンタルで数ヵ月使用されたクラブは、過去に利用したのが1人だけを意味する「ワンオーナークラブ」として状態が良いまま戻ってくるため、それを中古品として新品より2~3割安く販売。すぐに買い手がつく人気商品となっている。
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