シノ商店 卸売企業が古着開業を支援
2025年07月21日
古着の卸売を手がける合同会社シノ商店(東京都杉並区)は6月17日、在庫を抱えずに低資金で古着店を開業できる支援を本格的に開始した。リアルな店舗運営を実践形式で学ぶ起業塾「アパ塾」と、初期費用を330万円に抑えた独自のフランチャイズ(FC)モデルの2本柱で、起業希望者を後押しする。
在庫リスク0、ロイヤリティ不要で
シノ商店の店内で店頭販売の実務体験が可能
古着の在庫は、同社が運営する月額制レンタルサービス「アパスク」を利用する。売れた分だけ仕入れ価格が発生し、残りは返却が可能。
新事業の一つ「アパ塾」は、座学だけでなく、リアルな店舗運営を体験することに重きを置く。シノ商店運営のモデル店舗で接客やレジ打ちを学ぶ「実務体験コース」は3〜4万円程度。さらに、自身のポップアップストアを出店するまでを経験できる「ポップアップ出店コース」は9万8000円で提供。コンセプト設計からSNSでの集客、販売まで開業の一連の流れを実践できる。
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