ブックオフGHD 今期決算で13期ぶり経常最高益達成
2025年07月18日
ブックオフGHD 今期決算で13期ぶり経常最高益達成
ブックオフグループホールディングス(神奈川県相模原市)は7月10日、2025年5月期決算発表会で、連結売上高1192億円、経常利益39億円となり13期ぶりの経常最高益を達成したと発表した。
同社は国内ブックオフ事業・プレミアムサービス事業・海外事業の3つのリユース事業を展開している。今回最高利益達成の要因は、主に国内ブックオフチェーンにおける本だけではない幅広い商材での売上高成長と、海外店舗の出店・実績の拡大が挙げられる。国内ブックオフ事業では、アパレルなど幅広い商材を取扱う大型店「ブックオフスーパーバザー」の郊外ロードサイドへの出店を進めるとともに、「ブックオフ」ではホビーやトレカの売場拡張の強化を進めている。その結果、トレカ・ホビーの売上高は前年比110.7%増、アパレルの売上高が前年比108%増など、幅広い商材での売上高増加が見られた。
海外事業では、国内で販売に至らなかった商品を販売する海外リユース店舗「ジャラン ジャラン ジャパン」と、アメリカで現地のお客から買取りし販売を行う「ブックオフUSA」を展開。それぞれで新規出店を進めた結果、売上高約62億円と前年から32%の伸びとなった。
今後もさらに3つのリユース事業の展開を広げ、生活者にとってリユースが当たり前である世の中を形成し、事業活動を通じた社会への貢献、循環型社会の実現を目指す。
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