ブックサプライ 書店に買取システム提供
2025年06月20日
ブックサプライ(大阪府吹田市)は、書店向け店頭買取システムの導入店舗数が5月15日時点で101店舗に達したと発表した。同社が開発したソフトを使って、店頭に持ち込まれた本やCD、DVD、ゲームなどの査定額が自動算出できるもの。買い取った商品をブックサプライに送れば、買い取り額の40%の手数料と買い取り額を受け取ることができ、導入に初期費用や運用コストがかからない手軽さが評価されている。保管スペースが不要、最短3日で導入可能という低リスク・高利便性もメリット。
導入店舗が100店突破
101店舗目に到達したブックサプライ
また、着払い対応や専用ソフト、POP、バーコードリーダーなどの販促ツールを無償提供し、地域書店の収益向上と集客力アップを支援している。
2012年にサービスを開始し、今年で14年目を迎える「書店での買取サービス」。地域書店の魅力を高める取り組みとして、全国の書店に導入をすすめている。
近年、書店数の減少が続く中、この仕組みは「読む・買う・売る」を一つの店舗で完結できる新たな読書体験を提供する。
第611号(2025/07/10発行)5面