昨今、日本でもSDGsや健康等の観点から下駄が再評価されているようですが、オランダにもよく似たようなものがあります。それが木靴(クロンペン)です。湿地帯が多く、酪農業に従事する住民が多かったオランダでは、湿気にも強く丈夫な木靴が、昔から多くの人々に愛用されてきました。
歴史を重んじ自然と共生
日々に溶け込むリユース活動
オランダの伝統工芸品の木靴(クロンペン)
そのような木靴の生産地であり、現在では観光スポットともなっているのが「ザーンセ・スカンス」です。自然保護区内にあるこの地域では大量の風車が今も稼働しており、数百年前のオランダの風景が再現されています。この場所の名物のひとつが木靴の工房。ここでは職人たちが木靴を製造する過程を間近で見学したり、お土産として購入することができます。工房内には色どり豊かな多数の木靴が床から天井にまで保管されています。その他にも、チーズや織物、染料等の製造工程を見ることができます。
第623号(2025/01/10発行)19面


