ゲオホールディングス、中古スマホで年間売上455億円

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ゲオホールディングス、中古スマホで年間売上455億円

2025年08月11日

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右肩上がりで成長を続ける中古スマホ市場。そのけん引役となっているのがゲオホールディングス(愛知県名古屋市)だ。専門店「ゲオモバイル」に、他業態のインショップもあわせると、全国に800店以上を展開。2025年3月期の中古モバイル関連の売上高は455億円で、前年から27.4%成長している。グループ全体で見ても、衣類、ブランド品に続く第三の柱に育っている。

売り場に必ず専門スタッフ配置

ゲオホールディングス ゲオモバイル川崎ゼロゲート店の店舗外観ゲオモバイル川崎ゼロゲート店の店舗外観

中古スマホの売買は、メディアショップ「ゲオ」の運営を行うゲオストアが担っている。専門店「ゲオモバイル」で121店、「ゲオ」や総合リユースの「セカンドストリート」などのインショップで685店を展開。都市部から地方まで店舗網を張り巡らせており、来店客層の幅が広い。特に近年では物価高による節約志向の高まりを受けて、主婦やファミリー層の利用者が増えている。

ライトユーザーを取り込めるのは、店舗網の広さだけが理由ではない。

「販売拠点に必ず、専門スタッフを配置しているのが最大の強み」と、藤巻亮GMは説明する。

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第613号(2025/08/10発行)32面

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