古着屋KAKKO、大学生が運営する古着店 zoomでプレゼン500万円調達

検索

「Z世代」

古着屋KAKKO、大学生が運営する古着店 zoomでプレゼン500万円調達

2022年02月01日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

青山学院大学4年生(現在休学中)の中島瞳生さんが立ち上げた古着屋KAKKO(東京都世田谷区)は現在計12人の学生スタッフが働き、月約200万円を売り上げる。個人の人脈から75人近い出資者を募り、500万円ほど資金調達して昨年1月に店舗を開業。中島さんはその緻密な行動力でスタッフやお客などから信頼が厚く、柔と剛を兼ね備えた経営者として今後の活躍が期待される。

セレクトショップのように広々とした雰囲気セレクトショップのように広々とした雰囲気

交通事故で直感 本気で開業決意

中島さんは「自分の好きなことを仕事にしたい」という考えを抱いており、大学1年時の秋にはオンラインで古着の販売を始めた。その後、2年生の春に交通事故に巻き込まれて「人間いつ死ぬか分からない」といった思いを得た結果、本気で開業を決意。まとまった出資を獲得しようとズームを駆使して250人近い人に1対1で事業案をプレゼンし、見事500万円ほどを集めた。「出資は特に返済義務を負わないもの。そのため初年度からある程度の余裕を持って運営できた」(中島さん)

同店の強みは主に3つ。1つは早く安く買えること。学生を主なターゲットに据えて安価な古着を揃える。2つ目はお客との距離感。同店は運営スタッフ全員が学生のため、お客の学生と近い関係で話し合うことができる。まるで友達のような接客を心がけ、お客と積極的にインスタをフォローし合うことで、商品購入後のまめやかな対応を欠かさない。実際にフォローした相手に「今日は来てくれてありがとう」といった謝意を伝えたり、向こうからコーディネートの相談を受けたりなどしている。3つ目は商品の質だ。買付け業務はナンバー2の学生スタッフが主に担当し、ベール古着ではなく、一点一点吟味して購入するよう工夫している。同スタッフは大学のファッションサークルに所属し、「都内の古着店は全部回った」ほどの古着フリークという。

  • 「ジャストサイズから少し大きめ」で商品を揃える「ジャストサイズから少し大きめ」で商品を揃える
  • 古い物品で空間演出古い物品で空間演出

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第528号(2022/1/25発行)7面

リサイクル通信のLINE@ 最新ニュースを配信!
Page top
閉じる