まるいち、ブリヂストン自転車をリメイク 「リボーンバイク」として販売

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まるいち、ブリヂストン自転車をリメイク 「リボーンバイク」として販売

2022年06月11日

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新品・中古の自転車店を展開するまるいち(愛知県西尾市)はこのほど回収したブリヂストン社のアルベルトを独自でリメイクした「リボーンバイク」の販売を開始した。フレームに塗装を施すなどの丁寧なリメイクを加え、新車・中古車にはない付加価値をつける。7月末には専門の実店舗を構える予定で、ゆくゆくはFC展開も可能性としては視野に入れている。

ブリヂストン自転車を回収

独自にリメイク

リメイク品のため、自転車はそれぞれ世界に一台だけだリメイク品のため、自転車はそれぞれ世界に一台だけだ

リボーンバイクとは、回収したアルベルトをいったんパーツに解体し、掃除・磨きなどを経た上で、フレームに塗装してリメイク品として販売するもの。販売価格は税込で3万8500円〜で、通勤・通学で利用する地域住民を顧客として想定している。同事業の年商は2500万円、営業利益率は50%を計画している。

問題となるのが多大なリメイクコストだが、外注で抑えることで採算を合わせる。自転車愛好家のリタイア世代に外注スタッフとしてリメイク作業を依頼し、最終的に組み上げる作業を同社が担うという分業システムを採用している。「自転車をたしなむ方々は比較的裕福で、リタイア世代にいたっては時間の余裕もある。お小遣い程度の報酬であっても快く作業して頂ける」(犬塚一彦社長)

まるいち 犬塚一彦社長犬塚一彦社長

第537号(2022/6/10発行)3面

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