バックマーケット、アレクシー・ジェローム アジア太平洋地域ディレクター インタビュー

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バックマーケット、アレクシー・ジェローム アジア太平洋地域ディレクター インタビュー

2022年09月04日

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中古スマホ等のマーケットプレイスをグローバルで展開するのがバックマーケットだ。同社はフランスで2014年に創業。リファービッシュ(整備済品)を取り扱うことで、手頃な価格で高い品質を求めるユーザー層を開拓してきた。2021年には日本市場にも参入。来日したアレクシー・ジェロームアジア太平洋地域ディレクターに話を聞いた。

仏発の中古スマホ等を扱うマケプレ

リファービッシュ(整備済品)扱い
お手頃で高品質求める市場を開拓

バックマーケット アレクシー・ジェローム アジア太平洋 地域ディレクターバックマーケット
アレクシー・ジェローム
アジア太平洋 地域ディレクター

世界16ヵ国で展開ユーザーは600万人

── バックマーケットはどんなマーケットプレイスですか。

アレクシー 我々は、リファービッシュ端末を提供するマーケットプレイスを運営しています。16ヵ国でサービスを展開しており、ユーザーは600万人、出店企業は1500社になります。日本ではスマホ以外にアップル製品の需要も多いため、iPadやエアーポッズ、マックブックなども扱っています。日本以外では、より幅広く家電製品を取り扱っています。

── リファービッシュ(整備済品)を主体に扱うのは珍しいですね。どんな出品基準を設けていますか。

アレクシー 例えば、スマホはSIMフリーのモデルで、バッテリー残量は80%以上が対象です。全てのカテゴリにおいて、クオリティチャート(品質基準)があり、それにマッチするプロダクトを出品してもらうようにしています。

── 出品すると海外にも販売できたりするのですか。

アレクシー いえ、それはできません。国ごとで出品されたものが、購入できるマーケットプレイスになります。その理由は、国をまたぐと流通の費用が大きくなるためです。また、環境にもよくありません。一番効率がいいのが国内での流通と考えています。

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第542号(2022/8/25発行)9面

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