ドンドンアップ【第34回】、非常識!? 資金繰りの極意 Part2

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「倒産1000本ノック」

ドンドンアップ【第34回】、非常識!? 資金繰りの極意 Part2

2023年04月03日

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倒産1000本ノック

毎日ピンチ、でも倒産はしたことない!?古着で一世を風靡するドンドンアップ(岩手県盛岡市)岡本昭史社長による凄絶ノンフィクション体験記の第34回。

(前回までのあらすじ:現在、負債を10億円ほど抱えるドンドンアップ社。倒産寸前ながら、生きながらえているのは数々の資金調達を成功させてきたから。困難な資金調達における考え方のコツや極意を岡本社長が解き明かす)

【注意】VCさんは読まないで・・・ください・・!

無い時ほど知恵を絞り出す

正直、僕の自慢は「たくさんお金を借りた」って事より、リスケ等で借りられなくなってからの10年間を、直接金融のみで20億円近く助けてもらって生き残ったってこと。

一般的に経営者さんは、とことんまで金融機関からの借入の可能性に賭けて、とにかくなによりも金融機関の返済を優先しがち。冷静に見たら借入が完全に無理な状態の財務諸表でもリスケジュールをせずに、とにかく先方の意向に逆らわず、最後の最後まで望みをかけてしまう。実際僕もそうだった。借入が10 億円もあれば、どんなに利息が低かろうがそれなりの営業利益を出していないと返せないし、ラッキーなことに真水(借入)が入ったところで大抵は焼け石に水だ。

一方で、金融機関の借入元本の返済停止(リスケジュール)はキャッシュフロー的には断然有利なことが多い。けれども経営者は今後の借入の可能性(そもそも無理な)が無くなることを恐れてリスケジュールに踏み込めない。そこのジレンマは本当に大きいですよねー。

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第556号(2023/03/25発行)22面

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