トレカ専門古物市「Card東京マーケット」初競りに潜入してみた
2025年05月03日
道具市の東京マーケット(埼玉県草加市)は4月から、カードの専門市「Card東京マーケット」の運営を始めた。ポケモンや遊戯王といった4大トレカが中心だが、仮面ライダーや妖怪ウォッチなど様々な作品及びテレカも含むカード類全般が対象。手競りを始める前に、振り手がレア度や相場価格を解説し、専門知識がなくても参加できるようにした。
カードマニアの振り手が解説
競りの進行中に、トレーに置かれたカードを確認する
4月24日の初競りは、東京マーケット終了後に17時から2時間に渡り開始した。事前に古物市場にまつわる情報を発信するユーチューブチャンネル「やなぎだ古物市場攻略法」で告知したことで話題を呼び、出品数は100件前後、出来高は50万円前後となった。
メインは箱単位での競りで、1000~3000円ほどの落札価格。一方、希少性の高いカードは、1枚ずつ振る。「ポケカが誕生した年のピカチュウで、マークがない珍しいカードです!」と振り手が紹介した際には、競りが熱し、1枚1万5000円で落札された。
トレカを収納するボックスごと競る場面が多かった
第607号(2025/05/10発行)1面