エコミット、3足の草鞋を履く上席執行役員

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「ダイバーシティ多様性」

エコミット、3足の草鞋を履く上席執行役員

2025年05月25日

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タイバーシティー 多様性

不要品の回収・再流通を行うECOMMIT(エコミット:鹿児島県薩摩川内市)の坂野晶さんは、2つの一般社団法人の代表も兼任しながら上席執行役員として働いている。3足の草鞋をどのように履きこなしているか、インタビューした。

エコミット 坂野 晶さんECOMMIT
上席執行役員 CSO (Chief Sustainability Officer)
兼 ESG 推進室長
坂野 晶(あきら)さん
(一社)ゼロ・ウェイスト・ジャパン 代表理事
(一社)Green innovation 理事/ 共同代表
1989年生まれ。大学で環境政策を専攻後、モンゴルのNGO、フィリピンの物流企業を経て、日本初の「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った徳島県上勝町の廃棄物政策を担うNPO 法人「ゼロ・ウェイストアカデミー」に2015 年に参画。2019年に(一社)「ゼロ・ウェイスト・ジャパン」を設立。循環型社会のモデル形成・展開に取り組む。2021年に(一社)「Green innovation」の理事・共同代表に就任。2023年にECOMMIT に取締役として参画。2024年11月に上席執行役員CSOとなる。京都大学大学院地球環境学修士。

業務をクロスオーバーすることで成果を上げる

エコミットへの入社は
大学院時代の出会い

坂野晶さんには3つの顔がある。1つが「ゼロ・ウェイスト・ジャパン」(以下:ゼロ)の代表理事だ。ゼロの主な役割は、自治体向けに廃棄物の削減や資源循環の仕組み作りの支援。事業者へのコンサルティング、環境教育なども行なっている。

もう1つが「Green innovation」(以下:グリーン)の理事・共同代表だ。ここでは若手社会人と大学生を対象に、脱炭素に向けた人材育成プログラム「Green Innovator Academy」を毎年開講。すでに400名以上の卒業生を輩出している。

3つ目がエコミットの上席執行役員CSO「Chief Sustainability Officer」としての顔だ。

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第608号(2025/05/25発行)18面

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