「環境省」スマホ・楽器・玩具が成長 中古市場調査で判明

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「環境省」スマホ・楽器・玩具が成長 中古市場調査で判明

2025年07月10日

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環境省が6月に公表した「令和6年度リユース市場規模調査報告書」(対象期間は令和6年1〜12月)によると、「玩具・模型」「携帯・スマートフォン」「楽器」の中古市場規模が大きく成長していると分かった。特に「玩具・模型」は3年前の前回調査から、63%と高い伸び率を見せている。楽器は、購入単価の全体平均額も大幅に伸びていると明らかになった。

購入単価も伸長

環境省 環境省の前回調査から20%以上成長した

環境省はリユース促進に向けた実態把握を目的に、3年ごとにリユース市場規模の調査を行っている。それによると、令和6年度の「玩具・模型」の市場規模は709億円。前回調査ではマイナス成長となっていたが、今回調査で大きくプラスに転じ、63%の増加となった。購入単価の全体平均額も、前回調査より8138円アップし2万935円となった。

続いて成長率が高いのは、「携帯・スマートフォン」。市場規模は734億円の推計で、前回調査から34.8%伸びた。購入単価は前回より6313円増え2万6554円となった。

「楽器」は、前回の令和3年度から新たに調査を開始したカテゴリ。令和6年度の市場規模は1011億円で、23.1%の増加。購入単価は、前回調査より1万6880円と大幅アップし、7万4450円となった。

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第611号(2025/07/10発行)1面

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