エコリング GHG排出量を12万トンと公表
2025年12月12日
エコリング(兵庫県姫路市)は、2024年度の温室効果ガス(GHG)排出量をGHGプロトコルに基づき算定。総排出量は12万1766トン-CO2eと発表した。
今後の削減計画に活用

2024年度の温室効果ガス(GHG)排出量
「スコープ別排出量」は、スコープ1(直接排出)が55.4トン-CO2e、スコープ2(間接排出)はロケーションベースで599トン-CO2e、スコープ3(その他間接排出)は12万1112トン-CO2eであった。また、「スコープ3主要カテゴリ内訳」では、同社は5つのカテゴリに該当。そのうち購入・サービス利用、仕入れにあたる「カテゴリ1」が6割以上を占めた。
今回の算定結果は、事業活動におけるGHG排出量の現状把握と、今後の削減計画立案に向けた重要な基礎データとして活用される。
同社は、サーキュラーエコノミー推進企業として、GHG排出量の可視化を重要な責務と捉えている。特に、事業特性上影響が大きいスコープ3の排出量について、「算定手法を継続的に改善しながら削減につながるアクションを検討することは、企業としての責任であると同時に、リユースの価値を社会に届けるための重要なプロセスだと考えています」と話す。
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