スピンズがカフェ併設古着店「SPINNS VINTAGE&CAFÉ」を大阪にオープン

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スピンズがカフェ併設古着店「SPINNS VINTAGE&CAFÉ」を大阪にオープン

2018年07月05日

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注目の新ショップ

スピンズがカフェ併設古着店を大阪にオープン

SPINNS VINTAGE&CAFÉ(大阪府大阪市)
ヒューマンフォーラム

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▲カフェの席数は30席。什器は1970〜80年代のアメリカの家具で、色々なテーブルやイスがあり、好きな場所で寛げる。カフェの奥はステージにもなり、DJブースもある

ヒューマンフォーラム(京都府京都市)は古着ショップSPINNS(スピンズ)」のアメリカ村店を増床し、2階にカフェ併設の古着店SPINNS VINTAGE&CAFÉをオープンした。
アップサイクルと「人とのつながりの場」を意識した店づくりをしている。

スピンズでは各店舗で地域性に合わせた「ワンダーランド」をコンセプトに店舗づくりをしている。

「大阪のアメリカ村は古着文化の街。なので、この店舗は古着のワンダーランドにしようと決めました」とヒューマンフォーラムの中井和人さん。

キーワードは「アップサイクル」と「つながりの場」。若い人にモノを大切にすることを伝えるとともに、人との繋がりが希薄な今、人と繋がることができる場所を提供することで、社会貢献になればと考えている。

「ここをオープンするにあたり、内装を手伝ってくれたり、TSUNAGARI図書に本を寄贈してくれたりと、すでに200人近い方に協力していただきました。これまでのスピンズで一番人に手伝ってもらった店舗だと思っています。そうして繋がった方々はお客様として戻ってきていただいています」と中井さん。

従来からあった1階の店舗は中高生がメインだったが、2階のカフェにはサラリーマンや外国人もランチに立ち寄るなど、客層も広がった。

「これからは衣食住遊学美を切り口に、勉強会などもここで開催していきたい」と中井さん。「学校では学べない、社会性の高いイベントも開いていけたらと思っています」と話している。

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▲ヒューマンフォーラムスーパーバイザー
人材育成・物流担当 中井和人さん

●オープン/2018年4月14日
(1階は2014年5月オープン)
●売り場面積/約75坪(内カフェ30坪)
●商品構成/古着、アクセサリーなどの雑貨
●客層/10代後半から20代後半
●男女比/男:女=2:8
●客単価/約4500円(カフェ除く)
●スタッフ数/8人(常駐4〜5人)
●ヒューマンフォーラム(京都府京都市)はスピンズを全国24 店舗展開している他、カフェを併設した店舗もあるアパレルと雑貨ショップ「MUMOKUTEKI」、セレクトショップ「GALLERIE」、「monomania」などを運営している。

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▲5月6日のオープニングパーティの様子。有名DJが共演し、お客や店舗スタッフも一緒に盛り上がった。「これこそつながりの場」と中井さん

《リメイクバッグ持参で100円オフ》

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▲オリジナルのTシャツをリメイクしたエコバッグ(300円)。これを持ってくると1、2階での買い物が毎回100円引きになる

《FREE 電源、FREE Wi-Fi》

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▲カフェは居心地が良いように、FREE Wi-Fiになっているほか、電源も自由に使用できる。天井のレールに付いている電源コードは自由に場所を変えられる。また、カウンター席にもすべてコンセントがある

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▲▼カフェのクッションはTシャツからリメイク。コースターやランチョンマットは古着を裂いて編んで作られている。これらは購入することもできる

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▲カフェの一角には、スタッフやお客が持ち寄った本を2週間借りられる「TSUNAGARI図書」を設置。本を寄贈すると、ドリンクチケットか300円の商品券がもらえる。

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▲本に付いている貸し出しカードは昔ながらの手書きスタイル

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▲古着の他にアクセサリーやバッグなども販売

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▲カフェスタッフのエプロンもリメイク商品。こちらも販売している

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▲リメイク商品を制作しているリメイクルーム。店内には古着の回収BOXがあり、そこで回収したものを再生している。また、お客からのお直しのオーダーも受ける

第442号(2018/06/25発行)11面

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