【注目のサービス】600、オフィスに無人コンビニ 時短したい人ターゲットに

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【注目のサービス】600、オフィスに無人コンビニ 時短したい人ターゲットに

2019年05月20日

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600販売機.JPG▲無人コンビニ600

オフィス向け無人コンビニ「600」の製造販売を行うのが600(東京都中央区)だ。幅60㎝のコンパクトなケースに商品が並び、電源が確保できれば様々なスペースへの設置が可能。サービス開始は昨年6月で、既に東京23区内のオフィスビルやマンションの共用スペース約50カ所に導入している。

チャットツールを使用し、クライアント企業の社員たちから直接商品のリクエストを募る。週に2回の補充を行うことで、常に利用者たちのお気に入り商品を買える環境を作っている。

飲み物やお弁当のほか、マスクや歯ブラシセット、切手、文房具などの日用品まで品揃えはさまざま。商品は一般のコンビニと同じ価格に設定。より価格の安いスーパーなどに出向く人もいるため、ターゲットは時短の意識の高い人々だ。

「高層ビルのエレベーターの混雑を見て、徒歩1分でなんでも買える環境を作ろうと思った。学校や病院への設置も提案していく。今年12月までに500台の導入を目指したい」(久保渓社長)

600社長 - コピー.JPG▲久保 渓社長

第463号(2019/05/10発行)13面

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