ハコクル、出品代行サービス、7月再開へ 体制強化し年内に自社輸送も

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ハコクル、出品代行サービス、7月再開へ 体制強化し年内に自社輸送も

2019年06月28日

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3C-P2.png▲ネット出品代行サービス「ハコクル」

ネット出品代行サービス「ハコクル」(運営:ハコクル・東京都港区)が、7月に再開する予定だ。昨年12月のリリースから2週間で1万商品を集め、その後新規受入れを停止していた。倉庫を倍の200坪に拡げたほか、年内には集荷依頼に対応すべく1都3県で輸送を内製化する。

同サービスでは不要品を段ボールに詰めて発送するだけで、ヤフオク!などにネット出品をしてもらえる。フリマアプリやネットオークションにおける出品や梱包、発送を手間に感じる人をターゲットにしたサービスだ。「物量の多くが古着や古本。特に30代女性で子育てされている方の利用が多かった」(大迫泰成社長)

リリース当初は想定以上の物量を捌ききれず、今年1月にサービスを一時停止していた。現在は、従業員15人のうちエンジニアを多く揃え、「当社にモノが到着し、即日でネット出品ができる体制を整えている」(大迫社長)という。

以前は代行手数料を一律30%としていたが、再開後は再販できる難易度によって手数料を20〜30%と流動的に変更していく。「一般的に買取店での買取額は売れる値段の40〜60%。当サービスは売れる価格で優位性を取っていく」(大迫社長)。

配送コストの高騰対策として、同社では輸送の一部を自社で対応する。年内に車両の用意や人員強化を行う。

第466号(2019/06/25発行)3面

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