【community】尼崎温銭郷、銭湯でフリマ 地域住民ら100人集う

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【community】尼崎温銭郷、銭湯でフリマ 地域住民ら100人集う

2019年07月07日

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要約すると.ブルー.png

・尼崎の銭湯で2回目の「フロマ」開催
・過去には銭湯が盛んだったが、老朽化などで廃業が増加
・子供服循環で地域交流に恵まれたという声も

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尼崎温銭郷

銭湯を舞台に繰り広げるフリーマーケット。その名も、お風呂とフリマを掛け合わせ「フロマ」だ。兵庫県尼崎市で銭湯の魅力発信を行う「尼崎温銭郷」が主催。5月12日に地元の老舗銭湯で開催し、地域住民ら100人を呼んだ。多世代が集まる銭湯にフリマを持ち込み、新しい地域交流の形を作っている。

11−1.jpg▲お風呂とフリマを掛けた「フロマ」。銭湯の軒先に暖簾を出した

今回のフロマは、昨年7月の初開催に続き2回目となった。会場となったのは、尼崎で90年以上続く「第一敷島湯」。そこの脱衣所スペースを使い、13人の出店者がそれぞれに持ち寄った古着や雑貨、ハンドメイド品を販売した。1個100円〜の食器や、草木染めしたTシャツ。ほかにも、造園業を営む人が作った、ハーバリウムならぬ〝葉っぱリウム〟。また銭湯らしく桶などのお風呂グッズを販売する者もいた。

11−2.jpg▲脱衣所でフリマを行っている様子

銭湯文化の根強い尼崎市

運営元である尼崎温銭郷は、"お風呂好き"の有志らが集い、2016年に発足した任意団体だ。地元銭湯を巡るスタンプラリーイベントの開催や、地元神社などで行われる祭りなどにブース出展し、PR活動するなどしている。

代表の太田小夜里さんによると、「尼崎はもともと工業地帯として栄え、仕事の疲れを癒そうと銭湯に入る習慣が根強い」という。同市内でも40ヵ所以上の銭湯が存在し、近隣地域と比べてもとりわけ店舗数が多いという。それでも、後継ぎ不足や設備の老朽化によって廃業に追い込まれる銭湯もいる。さらには「銭湯を利用する習慣が徐々に薄れてきているのでは」と太田さんは話す。

近所で子供服循環がきっかけに

銭湯といえば、年齢問わず多世代に渡り利用ができる場所だ。太田さん自身も、「幼い頃から週に2回程度家族で通っていた。やはり銭湯は家のお風呂よりも、浸かっていて温まり方も違うし疲れもとれます」と魅力を語る。また、太田さんは現在一児の母。成長の早い子どもの衣類については、近所同士で融通し合うといった地域交流にも恵まれたという。その体験から着想を得て、モノを上手く循環させながら、地域交流も生み出し、そして銭湯の魅力発信に繋げようとフロマを生み出した。

「銭湯に対して敷居を高く感じている人に、まずはフロマを通して、立ち寄る機会となれたら」(太田さん)

フロマではフリマ販売のほか、地域住民が自らエントリーし、のど自慢を披露するなど、イベント内容に富んでいる。現在は年1回の頻度ながら、今後も開催を重ねていくという。

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