Pollet(ポレット)、金券・外貨をキャッシュレス買取 少額の休眠資産を掘り起こす

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Pollet(ポレット)、金券・外貨をキャッシュレス買取 少額の休眠資産を掘り起こす

2019年10月09日

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Pollet

ポイントモール「ハピタス」の運営を手掛けるオズビジョン(東京都港区)のグループ会社で金券や外貨のキャッシュレス買取を手掛けるのがPollet(ポレット)だ。使えずに眠らせているポイント等をまとめることができるサービスを提供しており、今年7月からは金券や外貨にも領域を広げている。新たなキャッシュレス買取サービスとして注目を集めそうだ。

VISAプリペイドカードにチャージ

「Polletのサービスは、休眠資産を掘り起こすことで、人生の彩りを増やすのが目的」こう話すのがPolletの中尾洋平ゼネラルマネージャーだ。

同社では、独自の専用アプリから余ったポイントや仮想通貨等をVISAのプリペイドカードにチャージすることができ、全世界のVISA加盟店で使用できるサービスを2年前から提供している。

Pollet.JPG▲Polletで買い取ってもらった金券や外貨をVISAプリペイドカードにチャージできる

同社の親会社オズビジョンでは、ポイントモール「ハピタス」を運営。同モールで得たポイント以外にも提携先のポイント、bitFlyerやLINE Payといった仮想通貨や電子マネーをチャージすることができる。そして今年7月からは、チャージできるラインナップに金券や外貨も加えた形だ。

これまでは無形資産ばかりだったが、金券や外貨は異なる。買取のスキームは次の通りだ。アプリ上で示される買取レートに基づき申込を行うと、返送用の封筒が入った買取キットが届き、そこにアイテムを入れてポストに投函するだけだ。名前等の記載は一切必要ない。返送先は提携する金券ショップになっており、ここで商品の買取が行われる。買取が確定するとユーザーのアプリ上に査定額がチャージされ、提携する金券ショップが買取った金額は、Polletに支払われる仕組みになっている(図参照)。ユーザーに提示した査定額と提携店が買取る金額の差額がPolletの収益となるわけだ。

2019-10-07.png

チャージ額月間1.2億円

Polletのカードには、発行が簡単にできる「Polletバーチャル」と身分証明書等が必要で、チャージ上限等サービス提供範囲や内容が異なる「Pollet Million」がある。どちらの利用者でも本人確認の手間を省くために現時点(2019年9月20日)で1回の買取の上限額は1万円未満に制限している。

一見、金券ショップに持ち込めば、Polletよりも高く売れるのではと思ってしまうが、同社サービスの利用者は、地方などで近隣に金券ショップがなかったり、少額で持ち込むのをためらってしまっていたり、そもそも売ろうとも使おうともしていない人たち。こうしたニーズを全国から吸い上げている。少額のポイントや金券等の休眠資産のPolletへのチャージ額は、月間で既に1.2億円を超え、右肩上がりで伸び続けていると言う。まだプロモーションを行っていないというから驚きだ。

チャージ後、利用者はどのように使っているのか。同社の分析によると、「ハレ消費」が多いと言う。「多いのがディズニーランドのチケット代やパーク内利用。その他にもバレンタインのプレゼントや奥さんの誕生日に焼肉に行ったりなどです。日常使いではなく、買いたいのに躊躇してしまうものに利用されているようです」(同氏)

同社では今後、チャージできるアイテム幅の拡大を図り、ユーザーの利用促進も図っていく考えだ。

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