プリマベーラ、「節電プロジェクト」により電気代4000万の削減

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「エコ事例」

プリマベーラ、「節電プロジェクト」により電気代4000万の削減

2020年12月12日

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店舗電気代を半額に

照明減らし利益率向上

「利根書店」などを運営するプリマベーラ(群馬県太田市)は、15年より取り組む節電プロジェクトにより、全体の電気代を4割削減した。個店単位では半減した店舗も見られる。照明の間引きやエアコン温度の固定などが効果を発揮し、成果を上げた店舗従業員に賞与を支給する等の仕組みも後押しした。

佐藤剛 氏店舗開発事業部・BtoB事業部 佐藤 剛氏

古着・メディアなどリユース38店舗や整骨院などで、年間合計約1億円かかっていた電気代が「6000万円程度になりました」と話すのは、社内節電担当を引き受けた佐藤剛氏。同業者からの紹介を受け、節電のコンサルティングを行うコンシェルジュ(東京都港区)と共に節電に取り組んだ。

同社の掲げた方針は、設備投資に回す金額は、節電で浮いた金額から捻出するというもの。取り組みを始めて半年後には全体の電気代を約2割削減し、半年で1000万円の経費が浮いた。現在は年商38億に対して毎年4000万円ほど経費削減を行い、利益率向上に寄与している。

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第501号(2020/12/10発行)5面

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