リングロー、中古PC輸出本格化
2015年03月12日
マレーシア等に年1億円目標
中古PCの買取り・国内卸などを行うリングロー(東京都豊島区)が、東南アジアを始めとした海外輸出に本格的に乗り出した。
現在月間5〜10件が成約しており、1件あたり20〜50台の受注。単価は1台1万円前後が中心だ。
これまでは40フィートコンテナ1本分の商品を隔月で輸出。今年中には月間1〜2本のペースに高め、現在の約2倍にあたる年間1億円の売上高を目指す。
近年円安の影響でアジア、アフリカ、EUなどの法人からコンタクトが増加し、海外から月間数百件の問い合わせがある。「中国製や台湾製のPCを購入していた企業などに、円安基調となったことで日本製の良質な中古PCを求める動きが出ています」(碇敏之社長)と言う。
363号(2015/03/10発行)2面