PhoneCheck、中古デバイスを高速検品

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PhoneCheck、中古デバイスを高速検品

2024年03月08日

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中古モバイル機器の検査を行うソフトウェア運営企業「Phonecheck」(フォーンチェック、米カルフォルニア)が日本市場へ参入した。スマホ等の検品及び認証を効率化する。すでに国内5社ほどが導入、2024年には普及のアクセルを踏む。

米Tech企業、日本事業拡大に舵

海外1000社導入
販売時の信用に

PhoneCheck 検品したスマホの状態が一覧で分かるレポートの発行が可能検品したスマホの状態が一覧で分かるレポートの発行が可能

フォーンチェックは米国で2010年からサービスを展開する。すでに海外のモバイル事業者1000社以上が導入しており、アマゾンやイーベイ、バックマーケット、Swappa等のマーケットプレイスとも協業する。中古のアイフォーン・アンドロイド端末のほか、同社の他サービスを組み合わせることでマックブックやアップルウォッチの検品にも対応する。

主な機能は、仕入れた中古端末の検品・動作確認と、サーティフィケート(認証)による販売時の品質保証だ。海外では協業先のマーケットプレイスに出品する際、フォーンチェックによるサーティフィケートの有無を表示でき、販売時に有利になる。返品率を下げる効果もあるという。

強みは処理の速さと正確性だ。システムを立ち上げたPCと、検品したいスマホを接続することで、半自動でアクティベートおよびワイファイ接続を行い、画面やカメラ、スピーカー等の動作確認、データ消去等の再商品化を実施する。

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第579号(2024/03/10発行)12面

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