《繁盛店の店づくりVol.186》正絹の着物1点5400円 、本物の着心地を気軽に

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《繁盛店の店づくりVol.186》正絹の着物1点5400円 、本物の着心地を気軽に

2018年08月22日

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《繁盛店の店づくりVol.186》

きものHAUS(栃木県宇都宮市)

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▲半幅帯は1080円で販売。色合い別に並べていてとてもカラフルだ

もっと気軽に本物の着物を楽しんでほしいと、オープンしたリサイクル着物の店「きものHAUS」。きものの裾野を広げるため、2020年までに5万人にきものを着せることを目標とし、日本一敷居が低いきもの屋を目指している。

正絹の着物1点5400円
本物の着心地を気軽に

リサイクル着物から本物の着物の良さを知ってもらおうと、きものHAUSは2016年、シェアハウスの一角を借りてオープンした。

代表の荻原貴則さんは老舗呉服店の子息。リサイクル着物店で修行し、実家の呉服店とは別に、独立する形で同店を開いた。

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▲きものHAUS代表荻原貴則氏


主に東京と京都で仕入れる商品は1000点以上あるにも関わらず全品正絹。普段着は基本5400円以下で展開している。

中でも一番の人気は大島紬の5400円均一で、品数も100点と豊富。その他半幅帯は1080円均一で販売している。

店は2018年2月に現在の場所に移転オープン。内装は宇都宮市内のアンティーク家具店「6th Ave. storehouse」が担当し、レトロで趣きのある店内に仕上げた。

落ち着いた隠れ家的な店内は居心地が良く、長居をするお客も多い。

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▲元は飲食店だったという店内。天井の梁が古民家のような雰囲気を醸し出している。この雰囲気に合わせて什器を手作りした

着物初心者のお客も多く、着物と帯をコーディネイトしてもらい、セットで購入するケースがほとんど。

スタッフの赤羽郁枝さんは「あまりルールにこだわらず、普段に着てもらえるような提案をしています」と話す。

お直しや「袴が欲しい」といったリクエストにも応えており、栃木県外からも訪れるお客がいると言う。

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▲スタッフの赤羽郁枝さん。普段の仕事は着付師だが、この店舗のヘビーユーザーだったところをスカウトされ、スタッフになった。取材時、赤い帯を探しているお客や、長襦袢のお直しをしたいお客など、いろいろなお客が来たが、丁寧で的確なアドバイスをしていた

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▲店内には、柄違いで様々な和柄の壁紙が使われており、着物を引き立てている

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▲奥まった場所にある畳のスペースは、男物の着物などのコーナー。帯締めなどの小物などもあった

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▲ディスプレイは季節感を大切にしている。取材時は夏の前だったため、夏の着物や浴衣をメインに陳列していた

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▲奥に長い建物の2階にある同店。建物の脇の階段を上がり、廊下を歩いていくと売り場がある

●店舗データ
●オープン/2016年
(移転オープンは2018年2月20日)
●売り場面積/約20坪
●店頭在庫/約1000点
●客単価/約10000円
●中古比率/100%
●客層/30~60代がメイン
●男女比/男:女=1:9
●スタッフ数/3名
●備考/きものHAUS代表・荻原貴則氏は銀座のきもの販売・買取業者で修行を積み、リサイクル着物のノウハウを学ぶ。実家の呉服おぎはらとは別に独立し起業した。

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