繁盛店の店づくり【vol.313】La Maison Rue du Bac、フランスアンティーク食器店

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La Maison Rue du Bac(愛知県名古屋市)

繁盛店の店づくり【vol.313】La Maison Rue du Bac、フランスアンティーク食器店

「繁盛店の店づくり」

2025年07月02日

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繁盛店の店づくりVol.313

「La Maison Rue du Bac(ラ メゾン リュー ド バク)」(愛知県名古屋市)は今、人気急上昇中のフランスアンティークショップだ。2024年6月に実店舗をオープンしたばかりだが、口コミでファンを増やしている。

La Maison Rue du Bac

La Maison Rue du Bac 細長い店内細長い店内。周囲の白壁は、ざらつきのある質感で仕上げてある。奥の壁紙はフランスで購入したものを柴田さん夫妻が貼った

La Maison Rue du Bac 柄がよく見えるよう、皿が縦置きできる棚も手作り柄がよく見えるよう、皿が縦置きできる棚も手作り

一社駅からバスで十数分、住宅街の中にある「ラ メゾン リュー ド バク」。名古屋駅から1時間ほどかかる郊外のこの店が、アンティーク食器ファンの心を掴んでいる。

同店を営むのは柴田高久・玲奈(れな)夫妻。玲奈さんはフランス留学の経験があり、現地に友人が多い。買付け中は友人宅に宿泊させてもらい経費を極力抑える。2カ月に一度は渡仏し、現地の知人に協力してもらいつつ、業者とも親しくなることでネットワークを構築。質の良いものを安く、数多く仕入れることができるのが、同店の大きな強みとなっている。

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Shop Data

オープン 2024年6月
備考 ●売り場面積/約18㎡
●店頭在庫/約650点(食器約500点、雑貨150点)
●客層/男:女=1:9(40~50代がメイン)
●備考/柴田夫妻は元々祖父の代から続く化粧品店を経営。その一角で2017年から「ラ メゾン リュー ドバク」の屋号でフランスのアクセサリー(現行品)を販売していた。テナントの老朽化で閉店後、2022年からアンティーク食器の取り扱いを開始した。

第610号(2025/06/25発行)15面

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