群馬県前橋市の老舗新刊書店「煥乎(かんこ)堂」の3階にある「骨董舎」(運営:集出版社【群馬県高崎市】)は、「骨董舎に来れば何か楽しいことがある」をテーマに、骨董愛好者以外でも楽しめる店づくりをしている。
誰でも楽しめる品揃えで人気
際立たせたい商品にはライトを当て、メリハリをつけている
店内のところどころには、控えめながら品の良い生花が飾られている
骨董舎を運営する集出版社は古美術品の専門誌「集」(現在は休刊)を発行していたことから、新刊書店とつながりがあった。それが縁となり、前橋市の「煥乎堂」の3階に「骨董舎」を2010年8月にオープンした。商品割合は陶磁器が5割、漆器類が2割、金工品が1割、その他着物、茶道具なども扱う。
骨董店は男性客が多いイメージだが、客層の男女比は5:5。普段使いができる食器やアンティークのアクセサリーもあり、同店には女性客も多く訪れる。幅広い商材を揃えることで、骨董品への敷居を下げたい考えだ。
オープン | 2010年8月 |
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備考 | ●店舗の広さ/約100坪 ●客層/数千点 ●客層/50~ 70代(男:女=5:5) ●備考/骨董舎は古好屋グループの1店舗。 同グループには他に「骨董会館倉賀野店」(群馬県高崎市)がある。 |
第596号(2024/11/25発行)11面