リステージグループ、高鉾 龍社長インタビュー

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リステージグループ、高鉾 龍社長インタビュー

2024年08月27日

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Inter View

中古オフィス家具を扱うリステージ(東京都中央区)は7月、リステージグループとして組織体制を再編した。純粋持ち株会社であるリステージホールディングスの下、リユース、古物市場運営、物流を担う3社に分社化。事業ごとに意思決定を迅速化し、リユース業者への支援を本格化しながら拡大を目指す。グループ4社の代表を務める、高鉾龍社長に話を聞いた。

リユース、ネット型道具市、物流に分社化

HD化で意思決定の迅速化
同業支援の本格化で拡大

リステージグループ 高鉾 龍社長リステージグループ
高鉾 龍社長

年商は12億円に
増収の見込み

──御社は中古オフィス家具を中心とする買取販売だけではなく、国内最大級の道具市場「リステージオークション」を運営しています。まずは展開してきた事業の詳細を教えてください。

高鉾 リユースでは、法人の移転やレイアウト変更時に出る不要品の引き取りをしています。一般廃棄物収集運搬許可も持っていますので、買取りだけではなく廃棄も含め対応できることが強みです。引越会社など、排出する会社が委託するマネジメント会社に営業をかけています。

2016年から始めたオークションは、道具市初のネット型として主催しています。東京と大阪と福岡の会場で出品されるデータをウェブ上で集約して競りを進行し、会員専用ページから下見や入札を行います。どの会場の落札物も所属市場で受け取ることができます。出来高は1度の開催で1800~4000万円、月間だと1億2000万円。会員数はおよそ600社で、一度におよそ30社が売り手、70社が買い手として参加します。

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第590号(2024/08/25発行)11面

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