
ブランド洋食器や人形など高級陶磁器を中心に扱う鎌倉ブルースリーの羽生龍臣代表は、120ものブランド食器に関する知識と市場動向に精通することで、観光客からコレクターまで幅広い顧客を獲得している。
一見客にはブランドの価値を丁寧に説明
ブランド食器鑑定歴
30年扱うブランドは約120

略歴
アパレルの営業、懐石料理店の経営を経て、30代で鎌倉の妻の実家が所有する店舗が空いていたことから、1997年にリサイクル&アンティークの鎌倉ブルースリーを創業。扱うブランド食器は120種類以上、鑑定歴は30年に及ぶ。
洋食器の著名ブランドといえばマイセン、ウェッジウッド、ロイヤルコペンハーゲンだが、リモージュ、ビレロイ&ボッホ、ヘレンドなどもよく知られている。
「ですが、例えばヘキストやフュルステンベルク、アウガルテンなどを知っている人は多くありません。世界には約250種類のブランドがありますが、当店はその中で120を扱っています」と語るのは、鎌倉ブルースリー(神奈川県鎌倉市)の羽生龍臣代表だ。ブランド洋食器の鑑定歴は30年に及ぶ。同店の来店客は1日10人から20人。一見客からコレクターまで客層は幅広い。
第621号(2025/12/10発行)27面


