「0から始める古物開業Story」第50回、古物市場をさらに開拓してみた

検索

「0から始める古物開業Story」

「0から始める古物開業Story」第50回、古物市場をさらに開拓してみた

2025年12月15日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0から始める古物開業Story

以前のコラムで、とある古物市場にバイヤーとしてデビューした話をお伝えしました。それから約1ヵ月、さらに2カ所の平場市場(市場B・C)にも参加。合計3つの市場を見比べてみると、どこも独自の文化があり、参加者の雰囲気がまったく異なることに気づきました。今回は、古物市場ビギナーの視点から感じたことを綴ってみたいと思います。

市場ごとにまったく違う空気感

大型商材が集まる 市場B

mint 市場によってざる(かご)の大きさも異なっていた市場によってざる(かご)の大きさも異なっていた

2カ所目に参加した道具市場(以下、市場B)は、会場近くに大型トラックが次々と乗り付けるほどの広大な会場。リユース経済新聞が過去に取り上げたこともあり、県内外での知名度も高そうです。事前に電話でアポを取り、現地で入会金を支払えばすぐ参加できる仕組みでした。

会場の屋外には、冷蔵庫・洗濯機・大型家具・オフィス家具・介護用品など、大型商材が何十点単位でずらり。法人の引き上げ商材が中心なのでは? と推測されるほど、全体的にサイズ感が大きい印象でした。小型商材ももちろんあるのですが、多くは山売りで、背丈以上のパレットに詰め込まれているため、軽自動車参加の私は「1山買うだけで荷台が埋まる...」とビビりました。ただ、その山が1山数万円で落札されていくため、運搬手段さえ整えばコスパよく大量仕入れができそうでもあります。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第621号(2025/12/10発行)20面

Page top
閉じる