アンティーリンク、21歳の古銭鑑定士
2025年05月08日
アンティーリンク(東京都豊島区)には21歳にしてベテランの鑑定士が在籍する。特別鑑定顧問の奥村志門氏だ。幼少期から東洋古銭の魅力に取り憑かれ、現在は大学に通いながら他の鑑定士でも判別が難しい商品の真贋を担う。古銭研究の最前線でも活動を続けている。
祖父・父の影響で
古銭にハマる
奥村志門氏
奥村氏は幼稚園の頃、新潟の祖父母宅で「丁銀」と出会ったことから古銭に興味を持ち、父親とともに収集を続けてきた。中学時代から貨幣専門誌「収集」に記事を数十回ほど寄稿している。
即売会などに顔を出すうち、中学時代にアンティーリンクの渡邉博社長と出会い、3年ほど前から同社で特別鑑定顧問として活躍する。週数枚、プロでも難しい東洋古銭の真贋を担う。
第607号(2025/05/10発行)14面