厨房機器の古物市「テンポスオークション」開始
2025年08月08日
テンポスHDグループのテンポスバスターズ(東京都大田区)は、厨房機器を売買する古物市場の運営を始めた。「テンポスオークション」の名称で、5月からリアル市を開催。第二回目の6月の回は、出品数170点で720万円の出来高となった。整備済みの商品も揃い、落札後すぐ販売できることを売りにする。
6月は170品で出来高720万円
7月の競りでは、7人ほどの厨房機器を扱う古物商が、バイヤーとして参加した
市場を始めたのは、商品が大量に集まっているためだ。「店舗展開を推進するなかで、商品を充実させるため買取りを強化しています。小売りだけでは売り切れないこともあり、捌ききれるよう古物市場を始め販路を増やしました」と中古事業部の高橋宏一課長は話す。
第613号(2025/08/10発行)3面