「とりあえず精神」で独創的な店づくり 芸人が銅像を購入したことも【Business hints】

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「とりあえず精神」で独創的な店づくり 芸人が銅像を購入したことも【Business hints】

2025年10月01日

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リユースショップの繁盛店が実践する一工夫を紹介する。品揃えや顧客とのコミュニケーションまで、ちょっとしたアイデアがお店の成功を大きく左右する。今回は2店の事例を紹介する。ぜひ、ビジネスのヒントにしてみてほしい。

WELL

WELL 〝ギャラリー〟の名の通り一風変わった商品が並ぶ"ギャラリー"の名の通り一風変わった商品が並ぶ

WELL(東京都杉並区)は15店の総合リユース店を展開している。その中の最大規模がリサイクルギャラリーNEWS烏山店だ。同店では、「とりあえず精神」でエキセントリックな品揃えをしている。店内には鹿の首のレプリカの壁掛けや、異国情緒あふれるオブジェなどインパクトのある商品を並べている。「品ぞろえが直接的な理由かは定かではない」と田島桂介店長は言うが、同店の8月の売上は前年同月の1.5倍に増えており、月間のレジ通過数は1100人に及ぶ。

同店は売れるか不明なものでも「とりあえず置いてみる」のが方針だ。「自分たちにとっては価値が分からなくても、誰かにとってはおもしろいかもしれない」と考えているからだ。

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第616号(2025/09/25発行)21面

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