中古PCのリングロー、海外5拠点目指す

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中古PCのリングロー、海外5拠点目指す

2015年12月14日

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仕入・販売を両輪で

中古PCの買取販売を行うリングロー(東京都豊島区)が、海外展開を強化する。2020年までにマレーシアやドバイ、欧米諸国など合計5拠点の開業を目指し、仕入れ・販売を行う。

同社では売上構成比の9割以上を占める中古PCの国内卸が好調に推移。今期売上高は前期比40%増の25億円の見込みだ。

しかし今後国内では、XP特需終息などの影響でPC出荷数が低迷したため、買取りの不足が予想される。海外には「現地の人にあまり受けず、安く逆輸入できる日本製PCもある」(碇社長)ため、海外拠点を仕入れに役立てる。

一方で、同社は2013年から欧米の商談会やマレーシアの展示会に出展を継続。「安価で良質な日本の中古PCに注目が集まっており、そこを通じて取引社数も約200社増加した」(碇社長)ことから、輸出にポテンシャルを見出している。

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381号(2015/12/10発行)5面

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