ブレイバー、スマホのデータ消去サービス

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ブレイバー、スマホのデータ消去サービス

2017年02月13日

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初期費用は無料

データ復旧やデジタルフォレンジックなどを行うブレイバー(東京都港区)が、スマホデータ消去サービス「Braver Erasure」を昨年12月リリースした。既に大手を含む、リユース、修理、レンタル企業など10社が導入。現在月間数千台の消去を行っている。成功率は9割以上だと言う。

20台以上の並行消去が可能20台以上の並行消去が可能

iOS、アンドロイドに対応しており、20台以上の並行消去が可能。所要時間は1台当たり、平均15分〜。

最大の特徴は、「誰でも簡単にできる点」。分かりやすい音声ガイダンスは勿論、盗難・改造スマホが自動で分かる仕組みなどを搭載する。ハンドサイズタイプもあり、スマホを買い取った際、お客の前で作業することも可能。

阿部勇人代表。手元にはハンドサイズタイプの製品阿部勇人代表。手元にはハンドサイズタイプの製品

「アルバイトのスタッフさんでも、これを繋げるだけでOKです。15分程度で消去作業が完了すると、ブラウザ上から電子署名入りの証明書を発行でき、その場でお客様に手渡せるんです」(阿部勇人代表)

料金体系にも特徴がある。初期導入費は無く、消去成功台数分の料金を後払いする仕組みだ。取扱台数にもよるが、「とある企業の場合は、これまでの料金から4分の1に下げたケースもあります」。

カスタマーセンターなどの、アフターフォローサービスも完備。

今後は、同サービスの輸出も視野に入れる。すでに台湾やシンガポールなどから声がかかっていると言う。

「データ消去サービスというと、海外産が有名でライセンス料などが高額だった。日本のデータ消去技術を国内外に発信していきたい」(阿部代表)

409号(2017/02/10発行)2面

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