《携帯&スマホAtoZ 第58回》解除端末を高く売る自助努力を

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《携帯&スマホAtoZ 第58回》解除端末を高く売る自助努力を

2017年02月22日

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第58回 2017年の中古ケータイ業界を大胆予想(1)

SIMロック解除の期間などが変更

今号は少し遅くなりましたが、2017年の中古ケータイ業界を2回にわたり大胆予想します。

今年業界に大きく影響を与えそうな因子は3つ

A SIMロック解除   B 下取り金額   C 円安

これから1つずつ説明します。

A SIMロック解除

実は今年SIMロック解除が大きく変わります。

総務省が1月10日に発表した「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」の改正によると、以下3つが変更になります。

端末購入からSIMロック解除が可能となるまでの期間の短縮(※現在は6ヵ月)
1)割賦払の場合:100日程度以下 ※180日から大幅短縮
2)一括払の場合:当該支払を確認できるまでの期間

解約時に原則SIMロック解除(解除の条件・手続を説明)

MVNO向けのSIMロックの廃止

【適用時期】
①関係:1)平成29年8月1日~、2)平成29年12月1日~

②関係:平成29年5月1日~

③関係:平成29年8月1日以降新たに発売される端末~

どれもこれも非常に重要な内容になっています

SIMロック解除すると、以下の様なメリットがあります。

・一般消費者の視点では、他キャリアでも使用できる
→海外旅行国の現地SIMやMVNOの格安SIMをSIMロック解除したスマホに挿して使える

・中古事業者の視点では、海外に販売できる
→SIMロック解除することで、海外に販売しやすくなり、MVNOの格安SIMとのセット販売しやすくなる

とはいえ、消費者にとってはロック解除をする手間が発生します。

そのため、「SIMロック解除買取価格<消費者手間代+SIMロック未解除買取価格」ではなく、「SIMロック解除買取価格>消費者手間代+SIMロック未解除買取価格」にならないと、今回のガイドライン改正が買取UPにつながりません。

買取UPのためにもSIMロック解除端末が高く売れるように自助努力が必要です。

ここで本質的な問題が出てきます。

「SIMロック解除されているかどうかどうやって確認するのか?」これです。

一番簡単な方法は、各キャリアのSIMを準備して、準備したSIMを差し込むことで解除か未解除か確認できます。

しかし現実的には、店頭に各キャリアのSIMを準備している所はほとんどありません。

かといって、SIMロック解除の可否判定がサイトからできるau以外に簡単に調べる方法は今のところありません。難しい問題です。キャリア側がネットワーク利用制限サイトのようなSIMロック解除判断サイトを作成してもらえると私たちにとってはいいのですが...。

次回は、BとCに関して触れていきます。

《携帯&スマホAtoZ》粟原浜一株式会社アワーズ
粟津 浜一 代表取締役

<Profile>
1979年12月岐阜県生まれ。2004年筑波大学大学院修士課程修了。ブラザー工業株式会社を経て、2009年株式会社アワーズを設立、社長に就任。中古携帯市場動向セミナーを数回開催。これまでに500以上店舗に中古携帯事業を展開、コンサルを行っている。

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409号(2017/02/10発行)13面

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