シャイニング「リサイクル学生服は沖縄でこそ必要」

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シャイニング「リサイクル学生服は沖縄でこそ必要」

2017年04月21日

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マムズマートFC店が販売

沖縄県でリサイクル子ども服のマムズマートやブランド買取り販売の銀座パリスなどを展開するシャイニング(沖縄県中頭郡)が、2月から学生服のリサイクル事業を本格的に開始した。

照喜名守代表(中央)。女性スタッフが1点1点メンテナンスしている照喜名守代表(中央)。女性スタッフが1点1点メンテナンスしている

現在マムズマート那覇新都心ストアで、学生服の買取り再販を行っている。県内34校の中学・高校の制服、累計200点を扱っている。販売価格帯は定価の3割程で、夏用のセーラー服なら上下約5000円で揃えられる。

「沖縄の制服は胸の部分に、名前を刺繍しているのが主流。買い取った制服は一点一点刺繍をほどき、売る方、買う方両方が安心して利用できるようにしています」(照喜名守代表)

照喜名代表曰く、沖縄県は「3人に1人の子供が貧困と言われており、深刻な状況」だと言う。照喜名代表自身も「母子家庭で中学時代、制服を買えず学校を1週間休んだ経験があり、大人になった今も忘れられません。そういった子どもを一人でも減らしたいと思っています」。

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413号(2017/04/10発行)25面

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