仲間と一緒に野球チーム結成 ~交友録(55)大八商店 森田 成史氏~

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仲間と一緒に野球チーム結成 ~交友録(55)大八商店 森田 成史氏~

2017年10月24日

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交友録 記事中タイトルバナー

第55回 交友録
森田 成史氏の交友録

大八商店(兵庫県神戸市) 森田成史氏(50)

右矢印

西村質舗(兵庫県神戸市) 西村信男氏(50)

大八商店
(兵庫県神戸市)
森田成史氏(50)

西村質舗
(兵庫県神戸市)
西村信男氏(50)

失敗もオープンに話す人

西村質舗の西村信男さんとは20年前に神戸質屋協同組合の青年部で知り合いましたが、当初は仲間の一人といった付き合いでした。

親しくなったきっかけは、2002年にサッカーのワールドカップが開催された時と、翌年に阪神タイガースが優勝した時に、組合員数名がお互いの家で一緒に観戦したことです。西村さんはバスケ、私は野球をやっていて、二人とも大のスポーツ好きなのです。

その後、西村さんから「息子のキャッチボールの相手が上手くできないので、相手をしてくれないか」と頼まれ、夏休みの早朝に3人で野球の練習をするようになりました。そのうち、仲間が徐々に参加するようになり、最終的には野球チームを結成しました。

ユニフォームを作って、他のチームと対戦したのですが、負けてしまいました。それで気が済んで解散したのですが、それまでの盛り上がりがすごくて、いい思い出です。

一緒に野球をやった息子さんは素直で素敵な青年で、医学部の学生になりました。西村さんは「そんなに勉強せんでええよ」とプレッシャーをかけないので、それがよかったのかもしれません。

仕事でも自然体で人間味があり、自分の失敗もオープンに話してくれるので、人に安心感を与えます。お互い22年前の阪神・淡路大震災で店が被災し、建て直しに奮闘してきましたが、そんな苦労を感じさせない明るさと面白さがあり、そこが西村さんの最大の魅力だと思っています。

425号(2017/10/10発行)13面

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