《全国ダーツの旅☆東京都》ゴールドラッシュ 常連の映画監督に衣装と小物を提供

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《全国ダーツの旅☆東京都》ゴールドラッシュ 常連の映画監督に衣装と小物を提供

2018年07月24日

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リサイクル通信 全国ダーツの旅
~東京都 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー

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▲近隣は古着屋が少なく、
安くて掘り出し物がある店として知られている

常連の映画監督に依頼され
衣装と小物を多数提供

古着やファッションアイテムを扱うゴールドラッシュ(品川区東中延)は中延商店街の中央に位置する店で、幅広い年代の常連客がいる。

今から約3年前、見覚えのある背の高い男性が来店した。
男性は「これから映画を撮影するので、衣装や小物をこの店で購入したいのですが」と大川原正代表に協力を依頼した。
それが映画監督の亜崎敬司氏だった。どうやら近くに住んでいるらしい。
 
亜崎氏が脚本・監督を手がけた映画は、福岡県柳川市で撮影された「まちぼうけ」

童話作家の坂ノ上弾丈が童話の題材を探しに柳川を訪れ、柳川の領主だった立花家に伝わる財宝の話を聞き、探し始めるというストーリーだ。

主演は光GENJIの元メンバー・大沢樹生氏で、筑後地方の観光スポットを巡る歴史ミステリー仕立てになっている。

大川原店長が協力を快諾すると、亜崎氏は暫くして映画に出演する俳優数名と共に店に現れ、役に合う服や小物を選んでいった。

俳優を連れてきたのは、サイズが合うものを選ぶ必要があったからだ。

「設定が少し前の時代だったので、レトロな商品を扱う当店に白羽の矢が立ったようです。主演の大沢さんがスクリーンに登場したとき、肩にかけていたドイツ製のバッグもうちの商品だったので、嬉しかったですね」と大川原店長。

亜崎氏は今でも時折、同店にふらりと立ち寄ることがあるという。

第443号(2018/07/10発行)17面

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