《Sharing Economy》Spacelookの新求人サービス、社長は18歳

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《Sharing Economy》Spacelookの新求人サービス、社長は18歳

2018年07月31日

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Spacelook

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▲谷口怜央社長

「一日バイト」を月1500件マッチング
新求人サービス、社長は18歳

一日だけアルバイトしたい人と店をつなぐ、新たな人材マッチングサービスが登場した。
そのアプリ名は「Space work(スペースワーク)」。

求人サイトや短期派遣業界の隙間を縫うこのサービスに、気軽に働きたい大学生たちや人不足で悩む飲食店などが集まっている。
このサービスを立ち上げたSpacelook(東京都渋谷区)の代表は、まだ18歳の谷口怜央(れお)社長

利用者は自由でいたい大学生たち

「好きな時間に好きな仕事を提供できるようになれば、社会が変わる」(谷口社長)

今年から本格的にスタートしたSpace workは、ITに不慣れな個人店舗のオーナーでも利用しやすい、シンプルなサービスだ。
仕事を探すユーザーはまずアプリをダウンロードし、ここで生年月日や住所、電話番号、さらに給与の振込先口座を入力。
あとは募集している求人先を選ぶと雇用契約書が表示され、指定された場所に行くだけ。

面接は不要で、求人先との事前のやり取りも基本的に必要ない。

求人主は、アカウントを作成し、募集する仕事の日時、場所、時給を入力して求人を開始。
あとは応募のあったユーザーのプロフィールを見て、採用するか否か判断する。

現在は飲食店での利用が多く、業務内容も梱包や清掃、事務作業など簡単なものが中心。
給料の支払いは給料即日払いサービスを提供するペイミーと連携し、最短翌日支払いとなる。
料金は成果報酬のみで、求人主は採用した人に払う給料の10%を同社に支払う。

「大学生の利用者が多い。お金を稼ぐことよりも、自由度を重視し、特定の店に所属してシフトに縛られたくないと思っている」(同社長)

採用側にとっては、求人募集の広告掲載料や短期派遣の仲介手数料よりも安く利用できるという利点がある。

今年6月時点では、利用店数は約200店、採用成立数は1500件ほどになる見通しだ。

課題は給与単価

同社は谷口社長を含め、正社員は4人。
ユーザーからの問い合わせを受けるサポートセンターの役割は、谷口社長自ら務めているという。

「僕は二人いるサポートセンターの夜担当」と話すとおり、オフィスに泊まり込み、仕事漬けの日々を送る。 

しかし課題は少なくない。その一つが武器でもある手数料の低さ。
同サービスでマッチングした業務1件の平均給与額は、およそ8000円。
そのため同社の売上は、1件あたり800円にしかならない。

今後はマッチング件数を増やすことと並行して、1件あたりの給与額を引き上げる施策も検討している。

美容師、ネイルなど、ユーザー側が自分の資格やスキルを登録できる機能を設け、より単価の高い業務のマッチングを行うというものだ。

今後は資金調達を加速させ、事業を拡大させていく。

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