《店舗経営の一工夫》原宿シカゴ下北沢店

検索

《店舗経営の一工夫》原宿シカゴ下北沢店

2018年08月21日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

店舗経営の一工夫

人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。
今回は古着や靴を取り扱う2店をレポートする。

レジ横にミントタブレット
古着に追加購入


3B-2.JPG▲大口知彦店長

古着店が多く並ぶエリアに店をかまえている古着店の原宿シカゴ下北沢店(東京都世田谷区)では、レジ横でミントのタブレットを売り始めた。
同店では、他店の良い所を参考にしている。月の売上に良い変化が表れてきたと話す。
実はこのアイデアは、コンビニを参考にした。

ある日、大口智彦社長が、仕事帰りにコンビニへ寄り道した時のこと。
商品を決め、レジで会計を済ませようと財布を触っている時、レジの横にある大福やチロルチョコに目が留まった。
無意識に手を伸ばし、会計する商品の上に重ねて、追加で購入。
コンビニを出た時「そういえば、はじめは買おうと思っていたなかった大福、チロルチョコを何で買ってしまったんだ?気がついたら手を伸ばしていたな。
お店にも取り入れてみたら、何か変化があって、面白いかもしれない」と思い、取り入れてみたと大口店長は話す。

何故レジ横にある商品を、無意識に手を伸ばして追加で購入したのか。
残念ながら理由はわからないが「コンビニのレジ横に限らず、仕事の中で活かすことができるかどうか、日常生活の中からヒントを得ることが大切だ」と大口店長は語る。
3B-1.JPG▲同店レジ横。コンビニのレジ横に習い、ミントタブレットを取り入れた

▼拡大
1_拡大.JPG

第445号(2018/08/10発行)14面

Page top
閉じる