《Sharing Economy》チャージミー、モバイルバッテリーレンタルを都内20箇所で導入

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《Sharing Economy》チャージミー、モバイルバッテリーレンタルを都内20箇所で導入

2018年10月19日

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13右-1.jpg▲コンセントがあれば設置できる

モバイルバッテリーレンタル
都内20箇所で導入 拡大目指す

「予備のモバイルバッテリーを持たなくていい世界を作りたい」と話すのは、オーロラ(東京都荒川区)の劉天艾COO。「チャージミー」では、店舗等の遊休スペースに設置可能な、モバイルバッテリーの貸し出しステーションを提供する。

aa.jpgのサムネイル画像▲劉天艾COO

8月に正式版をリリースし、現在都内の大学や飲食店など約20箇所で運用中。インバウンド需要を見据え、2020年までに全国1万拠点での導入を目指す。利用者は充電が必要になった際、設置された「モバイルバッテリーステーション」を通じてバッテリーをレンタルすることができる。


3種類のコネクタを付属し、幅広い機種に対応可能。手持ちのスマホでステーションのQRコードを読み取り、支払い方法などの会員情報を登録すると自動で貸し出される。支払いはクレジットカードカードやアマゾンペイなどによるオンライン決済となる。


料金は30分当たり100円、1日当たり500円。4日経過した場合は2000円で買い取りとなる。返却は空いているスロットに差し込むと完了する。キャリアショップ等が提供する充電サービスと異なり、移動しながら充電できる。充電速度も2.0Aで従来型の0.3~1.0Aを上回る返却もステーションのスロットが空いていれば場所は問わない為、今後拠点が増えていけば、より手軽にバッテリーを借りて返すことができる世界が実現す るかもしれない。


目下の課題は拠点数の拡大で、大口の取引先を探す 「導入費用・リース費用は不要。オンライン決済なのでオペレーションコスト も小さい。貸出と返却によるユーザーの来店頻度増につながると思います」(劉天艾COO)。

第449号(2018/010/10発行)13面

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