オークネット、米中古ブランドECモールと提携

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オークネット、米中古ブランドECモールと提携

2018年11月10日

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▲LePrixのサイト

米中古ブランドECモールと提携
海外からのオークション買付強化

オークネット(東京都港区)は11月6日、ブランド品のリセール プラットフォームを運営するLePrix(米ワシントンDC)と提携したと発表した。同社の会員500社以上が「オークネットブランドオークション」に参加。グローバルでのオークションを拡大していく考えだ。LePrix社は2014年の設立以来、急成長するスタートアップ企業。


同社のプラットフォームには、米国内500社以上の中古ブランド品事業者が参加している。バッグ類を中心に月平均の掲載商品総額は約8千万ドルにのぼ る。これらに対し、仕入れの場を提供する。同社のサイトとオークネットのシステムをつなぎ、オークネットが代理入札を行う。日本の中古品は、状態の良さから需要が高まっており、海外から日本に頻繁に買い付ける事業者も珍しくない。


「ルイ・ヴィトンを中心に、シャネルやエルメス、グッチなど米国では小売りが好調です。日本の中古品は、状態の良さから需要が高まっています」(飯田雅則GM)。海外から日本に頻繁に買い付ける事業者も珍しくないため、現地から直接買い付けできるルートを構築する。落札後はLePrixに一括して配送するため輸
送面でも効率的に行える。


オークネットは、既に香港、東南アジア、米国にバイヤーの開拓を進めており、海外からの入札額は前年同期比約2.2倍の約2.9億円(2018年1-6月)と急速に拡大している。今回の提携により、海外落札の拡大を狙う。

第451号(2018/11/10発行)1面

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