Prema、スニーカーを適正価格で売買

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Prema、スニーカーを適正価格で売買

2019年02月10日

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▲PremaXではナイキなど、未使用スニーカーの売買をマッチング

スニーカーを適正価格で売買
鑑定付のCtoCマケプレ

偽物の流通防止や適正価格取引を目指したスニーカーの二次流通売買サイトがPremaXだ。PremaX(東京都渋谷区)が運営し鑑定も行う 。同サービスービスはCtoC型マー ケットプレイスで売り手・買い手が価格入力するだけで取引が成立。同社は年内にサービスを有料化する考えだ。同社は昨年11月にPremaXの正式版をローンチした。ナイキやアディダス、シュプリームのスニーカーやストリートウェアの出品を個人から受け付けている。商品は未使用品に限定し、該当モデルと価格を設定すると出品できる。

今年1月の約3週間で計370足、総額1500万円分が出品された。出品単価の中央値は3.5万~4万円。同サービスの利用者ターゲットは若年層や偽物の誤購入に不安を持つ人。また、「既存のネットフリマやオークションで出品してきた人にもリプレイスを促したい」(本橋勇CEO)と言う。「あるナイキのレアモデルの生産数は、一般モデルの生産数3万足と比べその10%以下。発売日翌日に定価の6倍で転売する人もいる。また偽物の流出により、正当な売り手までもが買い手から警戒され販売するのに苦労することもある」(同CEO)

同社は取引成立後に売り手から送られた商品を鑑定。本物と判断した場合にのみ買い手へ発送する。決済は全てクレジットカード。同社は今後、PremaXや他のネット販売サービスから算出した取引相場の参考値をPremaX上で可視化できる仕組みを導入する。また現在は手数料無料だが、年内に売上の10%を売り手から徴収する仕組みを導入予定。

第457号(2019/02/10発行)1面

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