《全国ダーツの旅☆福岡県》よかばい堂、故人のセル画処分依頼され 供養にとコレクターへ橋渡し

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《全国ダーツの旅☆福岡県》よかばい堂、故人のセル画処分依頼され 供養にとコレクターへ橋渡し

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リサイクル通信 全国ダーツの旅

~福岡県 編~

ダーツの矢がささったエリアのリサイクルショップに取材するコーナー

17-p4.png▲ホームページには「古本買取日記」を掲載している

故人のセル画処分依頼され 供養にとコレクターへ橋渡し

よかばい堂(福岡県福岡市)は多様な手段で買い付けてきた古書をインターネットで販売するネット古書店だ。昨年、同店に一人の女性から「弟がなくなったので、遺品を処分したい」と依頼があった。濱貴史代表が出張買取に赴くと、寝室に案内された。「これなんです」と依頼主が指差したベッドの下には、膨大な量のセル画があった。故人はアニメーターだったのだ。アニメは数多くの静止画を連動して映写することで動いて見える映像を作り出すもので、セルと呼ばれる透明なシートに手描きでキャラクラーなどを描いていた。秒間8枚から24枚が必要で、1本つくるのに膨大なセル画が描かれた。

「ずいぶん処分したのですが、すべて捨てるのは忍びないので、価値のわかる人の手に渡して頂ければ」と女性は言った。

描かれているのは、人気のある『ルパン三世』や宮崎駿監督のアニメのキャラクターだった。企業にとっては廃棄物だが、熱心なコレクターも存在する。濱代表は200キロ近くあるセル画を引き取り、ネットを介してコレクターに販売した。

「僕がやっていることは、お坊さんといっしょなんですよ。遺品には魂が宿っています。それに敬意を払ってくれる人に手渡すことが、何よりの供養になると思っています」(濱代表)

17-p3.jpg▲濱 貴史代表

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