《携帯&スマホAtoZ 第84回》リユースモバイルガイドライン格付基準のうち「機能評価」

検索

《携帯&スマホAtoZ 第84回》リユースモバイルガイドライン格付基準のうち「機能評価」

2019年08月19日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

《携帯&スマホAtoZ》タイトルバナー

第84回 リユースモバイルガイドライン格付基準のうち「機能評価」

前回に続き、「リユースモバイルガイドライン」の格付基準の中でも品質に大きく寄与する機能評価についてお伝えします。

機能評価は「基本機能」と「接続機能」の2カテゴリー
実際に操作して確認

機能評価には、基本機能と接続機能の2つがあります。端末の各機能(基本機能及び接続機能)について、どの程度機能するかを実際に操作して確認します。

評価の各項目は以下の表のとおりです。

〈機能評価シート〉2019-08-08.png

確認の結果は、OKまたはNGで評価する。NGとなった項目がある端末の場合には、リユースモバイル端末として利用者向けに流通させることはできるが、その際はNG事項について明示することが求められる、と規定しています。

オペレーションガイド

ガイドライン内には、オペレーションガイドとして以下のように記載しています。

・電源が入り、液晶の点灯やタッチパネルの反応等に問題がなく、具体的な検査項目で定める基本機能が動作することを確認する。

・充電機能については、充電ランプが点灯し、充電されていることを確認する。その際、バッテリーの残量を示すパーセント表示が急激に増減する、あるいは減りが極端に早い等の症状や、電池の膨張または発熱等の症状の有無を確認する。

・端末により、バッテリーの最大容量やピークパフォーマンス性能を表示できるもの、またバッテリーの異常や点検修理を通知できる機能を備えた端末が増えてきたことから、評価の参考とすることが望ましい。ただし、評価環境や状況により、性能評価結果が異なるケースがあるため、注意する。

次回は、販売についてお伝えします。

携帯&スマホAtoZ.jpg

第469号(2019/08/10発行)10面

Page top
閉じる