ブランド古物市のRBAオークション《古物市場データ》ヴィンテージ系が豊富 シャネル中心に出品

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ブランド古物市のRBAオークション《古物市場データ》ヴィンテージ系が豊富 シャネル中心に出品

2019年08月19日

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P1.jpg▲オークションはテンポよく進む


会場
東京都港区赤坂6-14-3近文ビル3F
開催日
毎月4日、19日
時間
10:00〜18:00ごろ

ヴィンテージ系が豊富
シャネル中心に出品

リサイクルブランド流通協同組合(東京都港区)が主催するブランド古物市のRBAオークションが、7月4日に開催され会場には40人近くが集まった。同オークションはヴィンテージ系のブランド品が多く、特にシャネルの出品が約半数を占めるという。

P2.jpg▲シャネルのバッグが目立つ

成約率は95%、
参加の4割が中国人

同オークションは毎月4日、19日の月2回開催され、ひと月での平均出来高は約3億円だ。一度に250箱が出品され、10~18時まで取引が行われる。成約率は95%。登録事業者数は35~40社で参加企業もほぼ同じという。そのうち約4割が中国人の事業者。参加費は無料だが買主として参加する場合月額3万円の会費が必要。非会員だと1回の参加につき3,000円が必要だ。

会員だと売り手は8%のキャッシュバックが得られ、一般参加だと0%。平均単価は6~7万円で、出品の内容はシャネルを中心に、セリーヌやグッチなどのヴィンテージ品、ロエベやエルメス、フェンディー、バカラなど。会員の売り手はキャッシュバック率が8%で「口コミで広がった」(代表理事板倉達也氏)という。参加者に話を聞くと、「予算は300万~400万円ほどで、2年前から月2回とも参加している」。

ヴィンテージ系のシャネルが他のどのオークションよりも多い。同オークションは中古ブランド品流通市場の更なる活性化、同流通市場における粗悪品、偽造品流通の防止及び排除を目的にしているという。

P3.jpg▲白熱すると声が飛ぶ


平均出来高:3億円
平均出品数:500箱
平均参加社数:35〜40社
組合出資金:1口5万円
賦 課 金 額:月額3万円
参 加 費:無料
売 り 歩: 0%(会員は8%キャッシュバック)
買 い 歩:10%

第469号(2019/08/10発行)10面

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