ラットサンライズ、レトロ自販機の聖地 週末には1000人が集う

検索

ラットサンライズ、レトロ自販機の聖地 週末には1000人が集う

2020年02月22日

  • Google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッターで話題

中古タイヤ、ホイール販売店の中古タイヤ市場(運営:ラットサンライズ神奈川県相模原市)には昭和期に活躍した懐かしのレトロ自販機が並び、様々なメディアで話題を呼んでいる。週末には1000人が自販機めあてに集まるという盛況ぶりだ。

立ち並ぶ自動販売機工場の敷地に沿って自販機が一列に並ぶ

昭和の自販機が50台
ラーメンにおみくじ

レトロ自販機の仕入れ先は廃業した店舗や自販機の修理業者。そのままでは動かない代物が多く、斉藤辰洋社長と従業員の手によってオーバーホールしてから設置する。車を整備する能力がここで活きるそうだ。今では47台が並び、ラーメン、うどん、ハンバーガー、トーストといった軽食から、瓶のコカ・コーラやアイス、ガム、駄菓子、中にはおみくじの自販機まである。

こだわりは自販機の外観にとどまらず、中身も昭和当時さながらに再現している。ハンバーガー容器の色味やデザイン、トーストを包むアルミの印字などは当時を再現。客の一人は「容器がかわいいから」とハンバーガーの箱を持ち帰っていた。

ハンバーガーの販売機ハンバーガーは手のひらサイズの大きさ

「ドライブインみたい」
車好き世代に響いた

導入は3年前だった。「僕自身がレトロ自販機のコレクターでした。せっかく集めているのなら、タイヤ交換の待ち時間があるお客のために並べてみようと」と斉藤社長は話す。今では車の専門誌や女性誌、テレビ番組や動画投稿サイトなど露出は多岐にわたる。注目を集めた要因について同氏に聞くとツイッターの名を挙げた。

斉藤辰洋 社長ラットサンライズ 斉藤辰洋社長

「勝手に拡散されて、米国人も来ました。これだけの大量のレトロ自販機を集めたところはあまりないと思うから、人に教えたくなるんですかね。ここまでの反響は想定外でした」(同氏)

お客の中年男性に話を聞いてみると「月に一度のペースで練馬から通い1年になる。かつてドライブインにあったような自販機が懐かしくて」と嬉しそうに話した。

3月半ばには40台を新たに設置する予定で、今後もますます注目を集めそうだ。「次はボンカレーの入った自販機を入れようと。全国に数えるほどしかないそうだから話題になりそうですね」(同氏)

第481号(2020/2/10発行)14面

リサイクル通信のLINE@ 最新ニュースを配信!
Page top